kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

山尾志桜里や前原誠司の比ではない「人間のクズ」の民進党国会議員たち

民進党幹事長の人事で、前原誠司山尾志桜里を抜擢するつもりだったのがひっくり返った件は、どうやら明日(7日)発売の『週刊文春』にスキャンダルを書き立てられることが本当の理由らしい。

この件で、山尾志桜里や山尾の身体検査が不十分だった前原誠司を批判することは易しい。私は普段書いている文章から明らかなように、前原誠司山尾志桜里も全く買わない人間だ。しかし、「文春砲」とやらは、いつだったか「小池百合子の身体検査の結果は真っ黒だ」と書いたことがあるにもかかわらず、小池人気が絶大と見るや、自誌の売れ行きへの悪影響を懸念してか小池のスキャンダル(そんなものは掃いて捨てるほどあるに違いない)を書き立てようとしない。要は週刊文春とは「読者が『叩いても良い』とみなしている」人間と編集部が判断したらスキャンダルを探し出して書き立てる媒体なのだ。

山尾志桜里に失望したとの声もあるが、私は山尾が衆院選予想報道で劣勢を報じられた2012年(実際に山尾は落選した。2014年衆院選で返り咲き)の衆院選前に、この人がいかなる政治家かを少し調べたことがあって、典型的な民主党右派政治家であることを知って以来この人を買っていない。だから横浜市長選で右翼教科書採択を巡る密約を自民党横浜市連と交わした林文子を応援したり、今回のようなスキャンダルを報じられたりしても全然「失望」などしない。また、前原誠司の軽さは2006年の「偽メール事件」への対応や2009年に八ッ場ダム建設をさっさと事業中止にしようとして失敗した件をよく覚えており、かつ人間の性格は変わらないものだから*1、以前失敗した人間を何度選んでも失敗を繰り返すだけだと考えている。だから、これまた今回の民進党幹事長人事の失敗には、特に驚いたり怒ったりするに値しない、というのが私の意見だ。

それよりも、今回の件で私が前原や山尾らに対してよりもずっと強い不信感を抱くのは、たとえば今朝(6日)の朝日新聞2面掲載記事「前原民進 はや試練」から引用すると、下記の文章に書かれているような連中だ。以下朝日の記事から引用する。

「厳しい党運営になる」(前原氏)現状に自ら追い打ちをかける事態に、離党を検討しているという衆院議員の一人は「素晴らしいロケットスタート。解党に向けて着実に仕事をしてくれている」と皮肉った。(岡本智記者署名記事より)

(10月22日投開票の衆院補選で=引用者註)野党が候補者を一本化すれば勝機も見えてくるが、安易な共闘維持は離党を促す恐れもある。「共闘関係を維持するなら離党だ」(前原氏を支持した議員)。(石松恒記者署名記事より)

引用文中で赤(青)字ボールドにした民進党国会議員こそ「人間のクズ」としか言いようがない。朝日新聞にはこれらの議員の実名を報じてほしかったし、彼らにはとっとと「小池ファ★スト」に行(逝)ってもらいたい。

だが、こんな「人間のクズ」どもが、民進党の国会議員のかなりの割合を占めているのだろう。やはりこの政党には、遅かれ早かれ崩れ去るしかない未来が待ち構えているように思われる。

*1:ひところ「変わった」と言われた小沢一郎安倍晋三にしても、結局全然変わることができなかった。