前原民進党の山尾志桜里幹事長人事撤回について、「ロケットスタート」という、アンチ読売・アンチ長嶋*1の人間なら言葉を聞いただけでも血が逆流するであろう言葉を使って手を叩いて喜んだ民進党の極右(に違いない)中堅議員の話は、朝日だけではなく一昨日の時事通信にも出ていた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017090500474&g=pol
「党終わった」「興味ない」=民進、離党誘発も−幹事長人事撤回
民進党の前原誠司代表が5日、山尾志桜里元政調会長の幹事長起用をいったん内定しながら断念したことに、党内からは「厳しい船出だ」「この党は終わった」などと先行きを憂う声が相次いだ。前原氏は新執行部発足を機に反転攻勢に出たい考えだったが、最重要人事をめぐる混乱の代償は大きく、新たな離党者を誘発する可能性もある。「興味がない」。離党予備軍と目されている議員は、幹事長人事の差し替えについて冷ややかに語った。党の中堅議員は「素晴らしいロケットスタートになった。代表も素晴らしい仕事をしている」と皮肉った。この2人は、5日午後に執行部人事を承認する両院議員総会を欠席する考えを示した。
一方、菅直人元首相は5日、ブログに「人事を撤回することは前原新執行部がスタートからつまずくことになり、望ましくない。貫徹すべきだ」と記し、人事断念に反対した。若手議員は「山尾氏に期待していただけに残念だ。若手を起用してほしかった」と語った。
(時事通信 2017/09/05-11:52)
「この2人」の名前がおわかりの方がおられたら教えていただけないだろうか。実名を突き止めてこいつらを叩く記事を書いてやろうと思っていたのだが、なかなかわからない。こいつらが小池ファ★スト入りを熱望しているであろうことは容易に想像がつくが。
しかし、呆れたことに前原誠司はこいつら2人に代表される民進党内右翼勢力を喜ばせる発言を、あろうことか原発推進派の巣窟ともいうべき電力総連の集会でやらかした。どうしようもない。
http://www.asahi.com/articles/ASK965HH9K96UTFK00S.html
前原代表、野党4党合意見直しへ 改憲反対「話通らぬ」
2017年9月6日18時20分
民進党の前原誠司代表は6日、民進、共産、自由、社民の野党4党で合意した「安倍政権下での憲法9条改悪に反対する」との方針を批判し、5日に発足した新執行部に対し、合意の是非を含めて見直すよう指示したことを明らかにした。前原氏は、広島市であった電力総連の大会で「民進党は政権与党の揚げ足取りばかり(している)とみられている」と指摘。「安倍さんの下での憲法改悪の議論には応じない、と。これでは話が通らない。憲法についてはビジョンを示し、堂々と議論する」と述べた。
大会後、記者団に5日の役員会で合意見直しを指示したと説明し、「役員会の中で議論を進め、成案を得たい」と話した。野党4党は6月の党首会談で、安倍政権下での「憲法9条の改悪」に反対することなどを確認したうえで、次期衆院選に向けて候補者調整することで合意している。
(朝日新聞デジタルより)
自らを嘲笑した連中に媚びているとしか思えない「出血大サービス」の発言を繰り出す前原誠司の姿は「倒錯」の一語に尽きる。「ロケットスタート」野郎どもは笑いが止まらないに違いない。
どうやら、民進党はやつらの思惑通りの道をたどることになりそうだ。