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「安倍晋三どころではない極右」野田数が「都民ファ□ストの会」代表を辞任したが

あの「安倍晋三どころではない極右」野田数が「都民ファ□ストの会」代表を辞任した。

都民ファースト:新代表に荒木氏 野田代表は辞任 - 毎日新聞

都民ファースト
新代表に荒木氏 野田代表は辞任

毎日新聞 2017年9月11日 19時57分(最終更新 9月11日 23時38分)

 東京都の小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党都民ファーストの会」は11日、代表を務めていた都知事特別秘書の野田数(かずさ)氏が同日付で代表を退き、新代表に都議の荒木千陽(ちはる)氏が就任したと発表した。

 荒木氏は小池知事の衆院議員時代に公設第1秘書を務め、7月の都議選に都民ファースト公認で中野区から出馬し、初当選した。

 都民ファーストによると、野田氏が10日に「特別秘書職に専念したい」と辞意を示したため、11日に小池知事も出席した選考委員会が開かれた。小池知事の秘書として国政や都政の現場を見てきた経験や、女性活躍の観点などから荒木氏が選ばれたという。

 知事側近で都政の要職も務める野田氏が代表を務めることについては、二元代表制の観点から不適切との声もあったが、小池知事は「全員の顔を知っていて、他会派の幹部とも話ができるのは現時点では野田氏だ」と話していた。【円谷美晶】

小池百合子は今回は何をたくらんでいるんだろうか。新代表の「荒木千陽」とは男のような名前だが女性だ。それにしても代表がクルクル変わるが、それは常に密室で決定される。透明性が全くない怪しい組織だ。何が「情報公開が一丁目一番地」だ。真逆(まぎゃく)じゃないか。ふざけるな。

もちろん野田数が辞めたからといって小池が「ファ★スト」というか極右であることに何の変わりもないが、またぞろこの代表交代劇を「評価」や「歓迎」する向きが出てきそうだ。小池に「ワクワク」していた人たちは大丈夫だろうか。

こう予想するには理由があって、朝日新聞がまた頭の痛い世論調査結果を発表した。

http://www.asahi.com/articles/ASK9C4GV5K9CUZPS005.html

前原民進に期待28% 小池新党は49% 朝日世論調査
2017年9月11日23時34分

 朝日新聞社による9、10日の世論調査(電話)では、前原誠司氏を代表に選出した今後の民進党への期待を尋ねた。「期待する」は28%で、「期待しない」58%を下回った。無党派層でも「期待する」25%、「期待しない」56%だった。

 民進政党支持率は5%(前回8月調査は6%)。蓮舫前代表が選出された後の昨年10月調査では10%だった。質問の仕方が異なるため、単純な比較はできないが、この昨年10月の調査で、「蓮舫代表への期待」を聞いた時には「期待する」53%、「期待しない」39%だった。

 民進党の幹事長に内定していた山尾志桜里衆院議員が週刊誌報道を受け、離党した。このことで、民進のイメージが「悪くなった」は32%、「変わらない」62%だった。

 野党共闘についても尋ねた。民進党が今後の国政選挙で、共産党と「協力する方がよい」は22%で、「協力しない方がよい」46%の方が多かった。民進支持層では「協力する」「協力しない」が4割で並び、共産支持層は「協力する」が5割、「協力しない」が3割だった。

 一方、東京都の小池百合子知事に近い国会議員らが国政政党の設立を目指す動きについては「期待する」が49%で、「期待しない」39%を上回った。支持政党別では、「期待する」は自民支持層の51%、無党派層の48%で、大きな違いは見られなかった。地域別では、東京では「期待する」56%、「期待しない」35%に対し、大阪は「期待する」41%、「期待しない」48%と期待が低めだった。

 たばこの受動喫煙防止のため、この秋の国会で、飲食店などを原則禁煙にするよう法律を改正すべきかを聞いたところ、「改正すべきだ」44%、「そうは思わない」47%だった。

朝日新聞デジタルより)

民進党代表選が終わった直後だったかに他の報道機関が行った世論調査では、民進党と小池ファ★ストへの期待度は同じくらいだったかと思うが、前原体制発足直後に勃発した「山尾騒動」と前原自身の迷走、さらには数人の国会議員が離党への動きを示したことで民進党のイメージはさらに暴落し、相対的に小池ファ★ストへの期待度が「民進党よりはマシかも」という(誤った)印象によって押し上げられたものだろう(民進党の醜態は小池ファ★ストに限らず、このところの安倍内閣支持率の「V字回復」にも、金正恩ともども大きく貢献している)。まさに民進党の自滅。民進党議員たちの罪は万死に値する。

思うのだが、民進党は、右翼や新自由主義者ばかりで占められる国会議員たちを「左」「リベラル」の支持者たちが甘やかし続けたところに傷口を広げた原因があるのではなかろうか。野党の政治家といえども「権力者」には違いないのだから、支持者たちにも「権力(者)との対峙」の視点が必要なはずだが、彼ら、特に「民進党信者」の連中にはそれが決定的に欠けている。