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民進、解党せず希望と合流が有力 党名変更も検討(朝日)

朝日新聞(12/13)4面に不愉快極まりない記事が出ている。

http://www.asahi.com/articles/ASKDD4FC4KDDUTFK00L.html

民進、解党せず希望と合流が有力 党名変更も検討
岡本智
2017年12月12日23時58分

 民進党は13日の常任幹事会で、「新党」の立ち上げを含む党再建策についての議論を本格化させる。民進では、解党せずに政治資金と組織を維持したうえで、希望の党との合流を目指す案が有力となっている。両党内に反対論がくすぶり、思惑通りに進むか不透明だ。

 民進は12日、党の再建に向けた戦略や組織のあり方を検討する改革本部の会合を開き、「新党構想」を含む複数の選択肢を常任幹事会に示すことを確認した。大塚耕平代表は記者団に、「改革本部で特定の選択肢は決めない。常任幹事会で議論する」と述べた。

 衆院選で立憲と希望に分裂した…

朝日新聞デジタルより)


登録なしで読めるのはここまでだが、以下紙面から拾うと、

  • 解党すれば政党交付金を国庫に返上しなければならないので、解党を避ける合流案が主流になった
  • 希望の党との合流論のほか、希望の一部議員と合流して民進の党名を改める「新党」案が浮上している

とのことらしい。

「ふざけるな」と怒り心頭に発したことはいうまでもない。

希望の党との合流案は、たとえば長島昭久改憲私案を共同執筆したとかいう大野某らを含む民進右派が好みそうな話だ。
また、「希望の一部議員と合流」という案からは、希望(の中では)左派の大串一派排除のほか、今希望を牛耳っている細野豪志長島昭久ら極右の「チャーターメンバー」をも排除しようとの中間派の連中の思惑も見え隠れする。
立憲民主党は、枝野幸男が独自路線をとっているために最初から考慮外なのだろう。立民の方も、無条件で民進の議員を受け入れるわけではなく、彼らの過去の言動から判断して選別すると枝野が明言している。現在は、立民入りを希望する連中は自ら民進を離党して立民参加希望を表明する流れになっている。私の好まない有田芳生民進を離党して立民入りするらしい。

いずれにしても、「解党すれば政党交付金を国庫に返上しなければならない」から合流案が出てきているわけだ。
それにしても、「希望との合流」なんて、前原誠司があれほど派手に大失敗をやらかしたのに、それから何も学ばないのかと開いた口が塞がらない。
ここは、「民進党は潔く解党して政党交付金を国庫に返上せよ」との世論を盛り上げて民進党に圧力をかけるべきだと強く思う次第。