kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

凋落の一途をたどる「希望+民進」が統一会派結成に「正式合意」(呆)

各社の世論調査希望の党民進党政党支持率がすごいことになっている。まず共同通信の1/13,14の世論調査より。

https://www.nikkansports.com/general/news/201801140000566.html

 政党支持率自民党が前回比1・3ポイント増の38・4%、立憲民主党は0・2ポイント増の12・7%希望の党は2・0ポイント減の1・2%公明党2・8%、民進党1・3%共産党3・8%、日本維新の会2・4%、自由党0・1%、社民党0・6%、「支持する政党はない」とした無党派層は35・4%だった。(共同)

立憲民主党政党支持率自民党の3分の1で、希望の党民進党政党支持率合計は立憲民主党の5分の1。つまり「希望+民進」は自民党の15分の1の政党支持率しかない。

JNNはもっとすごい。共同と同じ1/13,14の調査結果。

http://news.tbs.co.jp/newsi_sp/yoron/backnumber/20180113/q1-2.html

自民党 33.8% (-1.9pt)
立憲民主党 11.3% (+1.5pt)
希望の党 0.6% (-0.4pt)
公明党 3.3% (+0.2pt)
共産党 3.5% (-0.2pt)
日本維新の会 1.8% (+0.7pt)
自由党 0.1% (-0.1pt)
社民党 0.4% (-0.3pt)
民進党 1.2% (±0pt)
(それ以外の政党を支持) 0.8% (-0.1pt)
(支持する政党はない) 41.3% (±0pt)
(答えない・わからない) 1.9% (+0.5pt)

やはり立民は自民の3分の1で、「希望+民進」は立民の5分の1にも満たないのだが、希望の党政党支持率0.6%を昨夜(1/15)のNEWS23の画面で見た時には腹を抱えて笑った。ざまあみろ。

しかし笑いごとでないのは希望と民進との統一会派結成合意だ。なんと合意から「安保法違憲」を外してきやがった(怒)

希望執行部、分党を提案へ 民進と統一会派、党内に異論:朝日新聞デジタル

希望執行部、分党を提案へ 民進統一会派、党内に異論
2018年1月15日22時57分

 民進党希望の党は15日、基本政策に関する文書を交わし、国会での統一会派結成に正式合意した。実現すれば、衆院立憲民主党の会派を数で上回り、衆参両院で野党第1会派になる。両党は17日にも、全所属議員を対象にした会合をそれぞれ開き、了承を得る段取りを描くが、希望執行部は異論があることを踏まえて分党を提案する見通しで、いずれも分裂含みだ。

 民進増子輝彦、希望の古川元久両幹事長らは東京都内で会談。統一会派結成に向けた合意文書づくりで焦点だった安全保障法制への対応は、「違憲と指摘される部分を削除することを含め、必要な見直しを行う」との文言で折り合った。増子氏は記者団に、統一会派を実現したうえで、新党へ移行する可能性にも言及した。

 だが、15日の民進執行役員会では、小川敏夫参院議員会長が「希望は集団的自衛権を容認している。何が違憲か明示すべきだ」と合意内容に懸念を表明。同日夜には約10人の民進議員と都内で会合を開き、会派結成阻止で一致した。民進議員らを中心とした衆院会派「無所属の会」(岡田克也代表)にも反対論がある。

 一方、希望の松沢成文参院議員団代表は玉木雄一郎代表との協議で、「総選挙の公約を反故(ほご)にすることになる。(民進との統一会派は)絶対に受け入れられない」と主張。執行部側は分党で沈静化を図る構えだが、民進内の情勢次第では会派構想自体が頓挫する可能性もあり、民進の動向を見極める方針だ。

朝日新聞デジタルより)

希望の党は分党などと言わず解党すべきだ。この政党は、小池百合子を総理大臣にするために結成された政党であって、小池がトンズラした今、存在意義など何もない。政党支持率が凋落の一途をたどるのも当たり前だ。参議院に右派が多く残る民進党統一会派を組んで「衆参で野党第一党」などとはあまりにも虫が良すぎる。

それもこれも、長年にわたって「民進党信者」どもが民進党の右派国会議員らを甘やかし続けた結果だ。彼らの多くは、今では何食わぬ顔をして立憲民主党支持者面しているのだろうが、彼らの心性は「小沢信者」と何ら変わるところがないので、立憲民主党や代表の枝野幸男への批判を断じて許さないという態度を取って、立民の「草の根」からの「ボトムアップ」にとっての大きな阻害要因になるだろう。

今、立憲民主党の支持者に求められるのは、そういった「信者」的体質の克服だ。