kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「なんちゃら新選組」の党名は尊皇と佐幕のキメラ/旧希望の党の人間が立民代表になれば必ず立民と民民の完全合流が起き、その党は衰退の一途をたどる

 小沢系や山本太郎系の人たちが、なぜ小川淳也に熱狂するのか私には全く理解できないのだけれど。まあ親分がかつて「私の意見は橋下市長と同じ」と口癖のように言っていたこともあるし、オザシンやヤマシンって実は結構ネオリベと親和性が高いんじゃないかという仮説を私はずっと持ち続けている。

 下記エントリのコメント欄より。

 

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 korori

「れいわ新選組」という党名は明らかに「明治維新」をモチーフにした維新の会への皮肉としてつけられたものなので、維新との対立姿勢をもっと明確にすべきだというのは同意します。「維新とは反対のものを志向しています」とわざわざ党名でもアピールしているのだから、それをもっと行動でもわかりやすく示すべきです。

 

 「新選組」はそうかもしれませんが、その上に元号がついてますよね。あの党名だと頭が尊皇で体が佐幕というキメラになっちゃいますよ。「鵺」って言っても良いかな。だから早いとこ元号なんか取っ払って、反維新、反新自由主義の旗色を鮮明にすれば良いんです。誰も言いませんけど、現状のあの党は本当に正体不明ですよ。立民もそうですが、あのなんちゃら新選組は何をやりたい政党なのか、私にはさっぱりわかりません。あるのは「山本太郎の野望」だけじゃないでしょうか。理念なんかなんにもない。あの党を「左派」に分類してる人もいますが、党内には得票不足で比例復活し損ねた元「国軸の会」(民主・民進党時代の長島昭久一派)の人がいますし、何より党名に元号がついている。あんな左派政党はあり得ません。

 

 話を民進党、もとい立憲民主党に移す。

 

 

 10年とは言いませんが、「希望の党」騒動の直前に戻ってしまうでしょうね。

 そうそう、希望の党系の人間を立民の代表にした場合必ず起きるのが立民と民民の完全な合流でしょう。玉木雄一郎は今でもきっと「民主・民進系の本流は国民民主党で、その代表である俺こそのリーダーであるべきだ」と考えているに違いありませんが、その玉木の野望が実現する日がくるかもしれません。衆院選の前には想像もつきませんでしたが。自民入りを拒まれ続けている細野豪志だって戻ってくるかもしれませんよ。それこそ本当の悪夢です。なぜなら、そんな合流政党の党勢は発足直後がピークであって、そのあとは衰退に次ぐ衰退しかあり得ないからです。

 それにしても、枝野幸男の後継に旧立民の人たちが誰も名乗りを上げませんが、そういう危機的状況だという認識が全くないのでしょうか。開いた口が塞がらないというか、驚くべき不甲斐なさだと思います。