小学校の制服に「アルマーニ」とかいう高価な海外ブランドものを選んだことで話題になった泰明小学校(公立の学校だよ!)の校長・和田利次も、「アベ友」との噂がある。それに加えて校長は、かねてから保守や右翼が好むことで知られるトンデモにいくつも手を出していた。
https://twitter.com/nauchan0626/status/962322654395904000
ナウちゃん(Born This Way)
@nauchan0626
「8万円の制服」で有名な泰明小学校の校長の論理は「貧乏人は来るな」という剥き出しの差別主義ですが、この校長が「江戸しぐさ」と「水からの伝言」の信奉者で、しかも「アベ友」であるという事実を鑑みると、差別主義と歴史修正主義と疑似科学と「アベ友」は、一つの線で見事に繋がるのです。
https://twitter.com/gishigaku/status/962137746104922112原田 実
@gishigaku
木村草太先生による和田利次泰明小学校校長・泰明幼稚園園長(兼業)が「江戸しぐさ」だけでなく「水からの伝言」の信奉者でもあったという指摘
https://twitter.com/SotaKimura/status/961965642961141761
5:49 - 2018年2月10日
このツイートに対して、「ニセ科学というのは左右のイデオロギーに関係なくビリーバーがいる」という指摘もある*1。それはその通りだし、その他にも一昨年には、「ナノ純銀」を信奉する平野貞夫(小沢一郎の側近)の圧力を受けた東京都板橋区の共産党が「ナノ純銀」の推進者に迎合した恥ずかしい一件が露見したこともあった。
しかし、「左」の人たちの心をとらえるトンデモ(「ナノ純銀」による「除染」はその典型)と「右」の人たちの心をとらえるトンデモは間違いなく世の中に存在する。そして、「水からの伝言」や「江戸しぐさ」は明らかに後者に属する。
この件で、2008年の元旦早々からネットの一部を騒がせ、『週刊金曜日』にも短い論評文が乗ったことのある「水伝騒動」から今年で満10年になることを思い出した。あの時「水伝」に引っかかったブロガーも、反自民ではあったものの(氏は2006年に早くも「野党共闘」を唱えていた)、今でいう「小沢信者」系統の人で、いたって保守的な心性の持ち主だった。
一部にしか浸透しなかった「水伝」とは違って感染力が強そうな「江戸しぐさ」については、これはもう典型的な「保守(右翼)の好むトンデモ」だろう。
なお、実際に泰明小学校長の和田利次が「アベ友」であるかどうかは確認できていない。老舗の「ネットゲリラ」でさえ結論を出していないから、続報を待つしかあるまい。
- アルマーニ校長はアベトモか? - ネットゲリラ(2018年2月10日)
「ネットゲリラ」の記事から一部引用する。
アベトモじゃないか? という疑惑は、日本会議が提唱していた「江戸しぐさ」や、マリファナ昭恵が入れ込んでいる「水からの伝言」を自分でも紹介している事から出て来た話です。
「江戸しぐさ」と「水伝」に加えて、「アルマーニ」もいかにも安倍昭恵が好みそうなイメージだ。晋三より昭恵系の人かも知れないと思った。少なくとも和田利次と安倍昭恵の心性には強い親和性がある。
なお、昨日ネット検索をかけて、この「アルマーニ校長」と「下町ボブスレー」の両方をいっぺんに叩いたブログ記事を見つけたので、以下にリンクを張っておく。