kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

エセ野党・国民民主党が「高プロ」成立に加担する「八百長」(怒)

へそ曲がりの私は、アンフェアプレーポイントとしてマイナス10点が加算されるべきとしか思えないチームなんかに決勝トーナメントに行かせるよりも、最後まで必死に戦ったであろうセネガルがロスタイム、いや今はアディショナルタイムというのか、あの時間帯に同点に追いついてくれないかと願ったがかなわなかった。勝ちを譲ってもらったポーランドまでもが八百長に加担したあの試合の印象は猛烈に悪く、ことに異国の地まで位行ってあんな試合を見せつけられた観客はたまったものではなかっただろう。

実は数日前から、本田圭佑の「敬礼ポーズ」の場面を見せつけられるたびにムカムカしていたのだった。あのポーズには「気持ち悪い」としか思えない。

それはともかく、国民民主党の敗退行為も、サッカー日本代表に負けず劣らずひどいものだ。

https://buzzap.jp/news/20180628-kokuminminshutou-kodo-professional/

国民民主党が「高プロ」採決に応じる方針、やはり「エセ野党」でしかなかったことが明らかに
2018年6月28日18:29 by 深海 | カテゴリー 社会 | タグ 働き方改革, 国民民主党, 政治

やはり野党の皮を被った与党の補完勢力でしかないことが明らかになりました。詳細は以下から。

◆国民民主党「十分審議したから採決OK」

自民党が今国会の最重要法案と位置づける、高度プロフェッショナル制度(以下:高プロ)の創設を含む「働き方改革関連法案」の参議院厚生労働委員会での審議をめぐって、立憲民主党共産党などが島村委員長の解任決議案を提出しました。

参議院厚生労働委員会は28日の質疑のあとに理事会を開き、与党側は審議は尽くされたとして法案の採決を重ねて提案。これに対して参議院で野党第1党である国民民主党「衆議院での審議時間を上回っており、採決の環境は整った」として受け入れる考えを示しました。

与党側は解任決議案の提出については、「野党第1党の国民民主党が賛成していない」ことを理由に参議院本会議で諮る必要はないとし、28日中に法案の採決を行う方針です。

お分かりでしょうか?与党は国民民主党の態度を理由にして強行採決に望むことを決めたのです。

◆立法事実の消滅した「高プロ」成立への助力

働き方改革関連法案」の高プロについては、先日BUZZAP!でも詳しく報じたとおり、労働者から一切ヒアリングすることなく法案要綱を作り、担当する厚労相が虚偽答弁を行ってまでニーズを捏造した挙句、安倍首相本人が25日の国会答弁で労働者ではなく経団連会長ら経営団体からのニーズであった事を白状してしまっています。

つまりは最初から全てが嘘で塗り固められた法案であり、その嘘も全てバレた上に安倍首相本人までもが嘘だったことを認めたのです。

こうした状態があるにもかかわらず、国民民主党は「審議時間を十分に重ねた」というまったく意味の通らない理由で採決に応じようとしています。問題はその審議で立法事実が完全消滅したということ。

どれだけ審議に時間を使っていようと、立法事実が嘘で塗り固めた偽物だったことが分かった法案を成立させることを立法府が認めていいわけがありません。そして与党がそうした法案を強行採決しようとしている時に反対せず、荷担する動きを見せることは野党の仕事ではありません。

既に前原誠司が所属している時点で国民民主党が信頼できる野党ではないことは判明していましたが、この度完全に自民党にとって都合のいい補完勢力でしかないことが明確になってしまいました。

既に支持率が0%と地に落ちている国民民主党。この期に及んでこうした態度では、次の選挙で「希望の党」同様の総崩れに直面することは避けられなそうです。

(『Buzzap!』より)


「絶対悪」である高プロの成立に加担する国民民主党。このところ私はずっと「野党共闘」の中核をなす立憲民主党共産党に毒づいていたが、下には下があるとはよく言ったもので、国民民主党はまさに論外の政党だ。

去年の秋、玉木雄一郎希望の党(当時)を「右へ右へ」とウイングを広げる政党にすると言ったが、その途端政党支持率が3%から1%に落ちたので、以後「右へ右へ」路線を凍結し、細野豪志長島昭久らの旧希望の党「チャーターメンバー」をも切り捨てて民進党の一部とくっついた。しかし今回、地金が現れた。

はる氏のツイートをいくつか引用しておく。以下のツイートは国民民主党だけではなく「野党共闘」への鋭い批判も含んでいる。

https://twitter.com/miraisyakai/status/1012297186955018240

国民民主党の玉木代表が批判を受けて「野党を分断してはならない」と言ったとのことだけれど、批判を受けている側が「分断してはならない」なんていう発言をするのは逃げにほかならない。批判を受け止められないことを露呈しているにすぎない。

4:30 - 2018年6月28日


https://twitter.com/miraisyakai/status/1012297328433090560

ぼくは分断を恐れない。分断を恐れて欺瞞にまみれることこそを恐れる。

4:31 - 2018年6月28日


https://twitter.com/miraisyakai/status/1012323314105180160

ぼくは野党はもっと正面から苛烈に批判を突きつけあえばいいと思う。お互いに鋭い批判を交わし、議論し、切磋琢磨しあっている者が手を取り合うのなら、それには迫力があるし注目も集まる。手加減したり馴れ合っている者同士が力を合わせると言っても迫力は生まれない。

6:14 - 2018年6月28日


そういや今の「野党共闘」のあり方も、未明のサッカーW杯のポーランド対日本戦みたいな馴れ合い(というか八百長*1)かもしれない。ふとそう思った。

[追記]

上西充子氏のツイートも挙げておく。

https://twitter.com/mu0283/status/1012255810930348032

本来の法案がそのまま通ってしまうよりは、付帯決議を1つでも2つでも獲得しなければ、と玉木代表。ヤジに対し、真の敵を見誤ってはならない。野党を分断してはならない、と。
しかし、分断に動いたのは国民民主党ではないのか。

1:46 - 2018年6月28日

*1:試合の終わりの方では、勝ちを譲ってもらったポーランドも協力していたから、あれは完全な八百長試合だったといえるだろう。