またまた時間がほとんどなくなって、ニュースを見る時間もまともにとれない日々が続いている。
昨夜(6/12)のnews23もほとんど音声だけ聞いていたが、来日している香港の大学生がしゃべる日本語を耳にして、その訛り方には聞き覚えがある、そうだ、若き日のアグネス・チャン(陳美齢)の訛り方とそっくりだと思ったのだった。
何という人だろうと思ったら、周庭さんといい、英語名を Agnes Chow Ting(アグネス・チョウ)というと知ってちょっとびっくりした。ネット検索をかけると下記のようなツイートも引っかかった。
香港デモへの熱い想いを周庭(アグネス・チョウ)@chowtingagnesさんが訴えている(´;ω;`) #news23
— Kazuo (@kazginza) June 12, 2019
アニメが好きで独学で日本語を勉強したんだって。
香港出身なのに一切ツイートすることなく、募金乞食をしているだけのアグネス・チャン@agneschan とは別人なのでご注意ください。
私は香港へは中国への返還を目前に控えた1997年5月に観光で行ったことがあるだけだ。中国は2004年に仕事で広州の番禺に、やはり一度だけ行った。中国語は広東語も北京語も全くわからない。
思い出したのだが、私は7年ほど前まで職場の近くにあった大阪系の中国料理店でよく昼飯を食べていた。店員はほとんど中国人で、レジをやってる人は日本語で冗談を言えるほど達者だったが、彼女らがしゃべる日本語には共通の訛り方があることにいつしか気づいていた。しかしそれがアグネス・チャンを連想させることは全くなかった。
もしかしたら、広東語を母語とする話者と北京語を母語とする話者で、日本語の訛り方には鮮明な違いがあって、それがアグネス・チャンを連想させたりさせなかったりするのだろうかとふと思ったのだった。この想像が正しいかどうかは全くわからないけれども。