kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

GSOMIA破棄に関する石破茂発言は持ち上げる必要もないが、蓮舫・望月衣塑子・きっこらは石破にも及ばない惨状

 韓国によるGSOMIA破棄の件については、これは安倍晋三をはじめとする自民党極右派と、GSOMIAそのものに反対する共産党との双方ともネガティブなので、石破茂の批判が目立つ形になっている。

https://www.sankei.com/politics/news/190823/plt1908230033-n1.html

 

GSOMIA破棄 自民・石破氏「日本が戦争責任と向き合わなかったことが問題の根底」

 石破氏は、明治維新後の日韓関係を再考する必要性を強調し、「(ナチス・ドイツ戦争犯罪を裁いた)ニュルンベルク裁判とは別に戦争責任を自らの手で明らかにしたドイツとの違いは認識しなくてはならない」とも指摘した。

 

(産経ニュースより)

 

  まあこの部分だけ切り取れば石破の認識は正しいと私も思うが、石破がその前提に立って軍備増強だの改憲だのを目指していることは忘れてはならない。その意味でリベラル・左派が石破を持ち上げるのは以ての外だ。

 もっとも、現状では立憲民主党や山本元号党、さらにはそれらと親和性が高いと思われる人たち、具体的な名前を挙げると、蓮舫、望月衣塑子、きっこらがこの件に関する妄言を垂れ流しているから(彼らの立場は安倍晋三石破茂の中間なのではないかとさえ思われる。「どっちもどっち」論が彼らの意見に多く見られるものだ)、相対的に石破がまともに見えてしまうのかもしれないが。彼らの意見発信はネット検索をしてリンクを張ることさえ嫌気がさすから省かせてもらうけれど、これも「異論を唱える者が絶え果てた『崩壊の時代』」の一局面なのだろう。

 とはいえ、少し前まで彼らと似たような「反韓」コメントを繰り返していたと認識しているテレビ朝日の玉川徹が、ややスタンスを変えて野党や「リベラル」側まで「反韓」一色に染まった言説に異を唱え始めたらしいから、変化の兆しも見えなくもないのかもしれない。

 それが大きな流れになるかについてはなお懐疑的にならざるを得ないけれども。