kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

音喜多駿とヤマシン(「山本太郎信者」)が日米貿易協定の参院本会議採決をめぐってデマを垂れ流した(呆)

 3日前の話だが、日米貿易協定の参院本会議採決をめぐって、維新の音喜多駿とヤマシン(「山本太郎信者」)たちが醜態を晒した。まず音喜多の愚行から。

 

 

 私はこのツイートで音喜多の愚行を知った。おそらく音喜多は、自民と公明と維新の票数合計より多い賛成票が投じられていたのを見て、山本元号党の2人が賛成したのだろうと早合点してツイートしたものだろう。当該音喜多のツイートは既に削除されている。実際の各議員の投票行動は、論より証拠、下記の参議院のサイトで確認できる。

 

日本国とアメリカ合衆国との間の貿易協定の締結について承認を求めるの件(衆議院送付):本会議投票結果:参議院

 

 ところがこの採決に関しては、音喜多が流したデマとは別に、ネトウヨによって、民主党系の政党(立憲民主党と国民民主党)が採決に賛成し、反対したのは社共と山本元号党だけだった、というデマが流され、そのデマをヤマシンたちが拡散した経緯があったらしい。これは反対票が79票あったことから直ちに嘘だとわかる低レベルのデマなのだが、ヤマシンはこんなのにまで飛びつくのだから呆れたものだ。このことは他の人のつぶやきから間接的に知った。私はネトウヨやヤマシンのツイートに張り付いているわけではないからもともとのデマツイートは知らないし、調べる気も全く起きないのだが、下記の立民支持者ないし同党のシンパと思われる方のツイートを傍証として掲げておく。

 

 

 最近はヤマシン(上記ツイートの表記では「×いわ信者」)とまともな山本太郎支持者がはっきり判別できるようになった。山本太郎高橋洋一を講師に呼んだことをきっぱり批判する人たちはまともな支持者だが、そういう人たちを「工作員」呼ばわりするのがヤマシンだ。そして現在ネットで猖獗を極めているのはヤマシンのほうなのだ。

 このような狂信者たちが集まる山本元号党は、自民党産経新聞を初めとする右翼・極右勢力にとってはたいへん魅力的に映るらしい。産経系列のメディアではこのところ山本太郎元号党を持ち上げる報道が目立つようになった。

 政党では、N国党が山本元号党に抱きついてきた。

 

 

 この立花孝志の呼び掛けもあって、N国党から政治家になろうとしていた人たちが山本元号党の候補者募集に応募する例が出てきたらしい。

 このことを批判する人たちもいるが、私は時期尚早だと思う。なぜなら応募は自由であり、問題は山本元号党が彼らを衆院選の候補にするかどうかだと思うからだ。もしN国党からの転向者を山本太郎衆院選の候補者に選定するのであれば、私は全力でこれを批判し、衆院選での山本元号党の殲滅を目指して記事を書きまくるが、現時点ではまさかN国党からの転向者を衆院選の候補にはしないのではないかと思う。

 しかし、N国党の抱きつきに狂喜するヤマシンもいるから困ったものだ。

  

 

 こんなのを見ていると頭痛がしてくる。

 こういう狂騒が各所で演じられ始めたのは、衆院選が近いという観測が飛び交っているからだろう。国民民主党小沢一郎らは、立憲民主党に吸収される形でも良いからくっつこうとして動いているようだが*1、これに対して立民支持層と民民支持層の双方から反発を受けている。

 次の衆院選でも、またしても安倍晋三が「漁夫の利」を得てしまうのだろうか。

*1:これも小沢一郎の政治生命の終わりが近づいているからだろう。小沢は2014年の衆院選の時から、配下の議員を民主党と維新に割り振ろうとして自らの政治生活の幕引きを意識したとしか思えない動きをしていたが、その後一昨年(2017年)には権力闘争好きの本性を再び表して、前原誠司をけしかけて「希望の党」設立劇を引き起こした。だがその小沢ももう77歳だ。