kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

島田雅彦は2015年の小説『虚人の星』で安倍昭恵と明仁前天皇を持ち上げたヤマシン(山本太郎信者)。リベラルではない

 何やらYouTubeの動画か何かで小説家の島田雅彦が不用意な発言をしたらしい。軽蔑すべきアベシン(安倍晋三信者)である菊池誠が嬉しそうに下記のツイートを発信した。

 

 

 しかし私に言わせれば島田雅彦など間違ってもリベラルではない。左派かどうかも怪しい。かつてどうだったかは知らないが、2010年代には既にヤマシン(山本太郎信者)のレベルでしかなかった。1万件以上ある弊ブログの過去記事に島田の名前が出てくるエントリは本記事を合わせても3件しかなく、そのいずれもが2020年1月31日に読書ブログに公開した下記記事をリンクしている。

 

kj-books-and-music.hatenablog.com

 

 読書ブログはアクセス数が少ないので*1、記事を公開した時には毎回このブログから当該エントリにリンクを張るだけの記事を公開して宣伝している。上記リンクの記事を公開した時の弊ブログの宣伝記事は下記。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

 読書ブログから島田の小説について書いた部分のみ引用する。

 

 安倍晋三絡みでは、明らかに安倍をモデルにして島田雅彦が2015年に出した小説『虚人の星』*2を読んだ。

 

bookclub.kodansha.co.jp

 

 しかし、大の安倍批判派だという島田雅彦のこの小説は「ぬるい」の一語。ことに終わり近くの部分が最悪で、安倍昭恵をモデルにした登場人物「玲子」だの、明仁天皇夫妻だのを善玉に描いてしまっている。「家庭内野党」をウリにして人気を博していた安倍昭恵は、この小説の刊行からわずか1年半後に発覚した森友問題によってその醜悪な正体を露呈したから、発表後短期間で色あせてしまった小説と評するしかない。講談社文庫版の解説を書いているのがあの上杉隆であって、島田雅彦はその上杉に文庫本解説の執筆を依頼したというのだから、島田のどうしようもなさがわかろうというものだ。『虚人の星』は最初の方は面白かっただけに残念。「キョジン」*3の祟りででもあろうか。

 安倍晋三をモデルにした小説なら田中慎弥の『宰相A』、政権批判側の立場に立った政治的な小説なら星野智幸の一連の小説の方がそれぞれずっと良いというのが私の評価だ。

 なお島田雅彦は、昨年の参院選山本太郎が代表を務める元号政党*4を応援したという。

 

URL: https://kojitaken.hatenablog.com/entry/2020/01/31/083307

 

 まあヤマシンのレベルなんてそんなものだ。

 なお、山本太郎の某新選組菊池誠の「『反緊縮』仲間」じゃないのかと思って調べてみたら、菊池はそれ以外の理由によって新選組は支持していないという。残念。

 

 

 

 括弧つきでない反緊縮なら新自由主義に反対する立場にとっては当たり前のスタンスだが、山本太郎はそれを減税真理教的な、つまり社民主義とは相容れない教義に転化させてしまった点できわめて罪深い。山本の言説は反動以外の何物でもないと弊ブログは認定している。

 なお新選組深見東州が創設した新興宗教「ワールドワイド」から200万円の献金を受けていたらしい。

 

 

 深見は過去には小沢一郎に多額の献金をしていた。小沢、山本及び元号新選組のいかがわしさをうかがわせる一例だ。

*1:アクセス数は累計14万件強。

*2:スポ根も読売もこの小説には関係ない。

*3:プロ野球球団のニックネームの漢字表記は、私のブログのNGワードとしている。

*4:この政党の名前にも私のブログにおけるNGワードである現在の元号が含まれているため、私はいつも「山本太郎元号政党」を縮めた「山本元号党」または「山本党」と表記している。