山本元号党の正体は「旧『希望の党』候補者を中心とした民主・民進・維新残党の寄せ集め」でしかないのではなかろうか。彼らを中田安彦が陰謀理論で、斎藤まさしがアジテーションで動かす。彼らが立てる衆院選候補にはゴールドマンサックスの元社員(かつて橋下徹に『維新のホープ』と宣伝された人物)や、以前自由党にいた鈴木麻理子(元「日本のこころ」)を思い出させる極右もいる。山本元号党の次期衆院選愛知10区候補に内定したという安井美沙子という人もかなりの極右らしい。
れいわ新選組から名前が出たようなので安井美沙子さんのタイムラインを遡ってみたところ、気になる記述が。
— ヒルコ 蛭義 🧷∀ (@damdamj) 2020年2月19日
愛知のリベラル諸君が、昨夏、あれほど議論し、運動し、右翼や河村たかしの嫌がらせにもたえ、守り抜いた「表現の自由」に、どえらい上から目線で挑戦してくる方なんですねー?
いいの? pic.twitter.com/cc4M2bDfQc
そもそも愛知の旧民主党には民社党の流れをくむ右翼が多く、名古屋市長の河村たかしも確かそうだったのではないか。そして河村はかつて小沢一郎と昵懇の間柄で、当時オザシン(「小沢信者」)たちに熱狂的に支持されていたし、去年にもあいちトリエンナーレの一件でボコボコに叩かれて愚痴をこぼしていた河村を沖縄県知事の玉城デニーが慰めてやったとかいうふざけた話を聞いた。安井という人もその系列なのか。
安井美沙子の公式サイト(http://nekoyasui.jp/)より。
ご挨拶
山本元号党自体がいわゆる「『右』も『左』もない」無定見な陰謀論政党であることは間違いないが、安井自身は紛れもなく「『表現の自由』に挑戦する」極右だろう。さすがは元号を党名に掲げる政党が公認する人だけのことはある。
こんな人も、そしてこんな人を衆院選の候補に内定する政党も、ともに1ミリたりとも信用できない。
騙されてはならない。