kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

安倍晋三が「追い込まれ緊急事態宣言」を発令か

 安倍晋三は早ければ今日(4/6)にも非常事態宣言を出すんじゃないでしょうかね。

 3月最後の土日は悪天候(雪)、きのうおとといは都知事小池百合子の自粛要請以上に、人々が身の危険を感じたことによって人の流れが相当止まった。これは新型コロナウイルス感染拡大を止めるためには間違いなく効果があっただろう。

 しかし、平日に満員電車に揺られて通勤する人々がさらされるリスクは少し緩和されただけだ。

 昨夜、下記サイトで日本の感染者数のグラフを片対数表示で見ていたら、直近の部分が「上に凸」、つまり変化を片対数表示で見た時になだらかになりつつある状態から、「下に凸」、つまり変化が片対数表示で見た時に急峻になりつつある状態に変化している兆しがあるように見えた。微妙な変化ではあるが、「これは危ないのではないか」と思った。

https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6

 

 少なくとも首都圏では、そしておそらく大阪・阪神間・神戸の阪神地域でも、もっとドラスティックに人の流れを止めるべきだと思う。

 新型コロナ特措法成立の経緯は遺憾の一語に尽きるが、今は人命を守るために移動の自由の制限は受け入れなければならない時期ではないか。もちろん、表現の自由内心の自由に対する権力の容喙は絶対に認められないが。

 しかし、経済産業省は人の流れをを止めることには大反対だろう。それによって経済が大打撃を受けるからだ。安倍政権は「経産省政権」との異名をとる。また、財務省も大反対だろう。政府の権限で人の流れを止めると、政府に補償の義務が生じるのは当然だからだ。すさまじい財政支出への圧力が発生することは絶対に間違いない。

 一方で、財界は政府よりも現実的で、緊急事態宣言によって大打撃を受けることだろうけれども、それを先送りすることに受ける打撃は間違いなくもっと大きいから、早く緊急事態宣言を出してもらって打撃を最小限にとどめるべきだと考えているように見える。現在の安倍晋三は上記相反する2つの意見の「板挟み」状態になっているように見える。安倍には緊急事態宣言の悪用を考えるような余裕はなく、安倍は追い込まれているとみるべきだ。

 私は経済に一時的な打撃があっても人命を守るために人の流れを止めるべきだと思う。

 昨夜の公開した記事からリンクを張った岩田健太郎医師の下記記事で、岩田医師は東京のロックダウン(都市封鎖)を求めているが、ロックダウンは緊急事態宣言がされない限りはできない。つまり、岩田医師はロックダウンの前提として緊急事態宣言を求めていると解するべきだ。

 

georgebest1969.typepad.jp

 

 かくしてその時は来る。安倍晋三は、今日か明日以降になるかはわからないが、「追い込まれ緊急事態宣言」を出すことになるだろう。