kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

日本国内での新型コロナウイルス感染症の致死率が5.05%に上昇(2020/5/24)

 今日(5/25)、緊急事態宣言が明日午前0時をもって全面解除されると発表されるとのことだが、昨日の日本国内での新型コロナウイルス感染症の新たに確認された陽性者は42人、死亡者は14人で、累計では陽性者16611人に対して死亡者839人、致死率は5.05%となった。下記はNHKニュースへのリンク。

 

www3.nhk.or.jp

 

 感染のピークは緊急事態宣言が発令された頃か、その少し前くらいとされているので、今も死亡者数が高止まりしていることは、それだけ長患いをして亡くなってしまう人が多いということだ。安倍晋三よりずっとひどい、ブラジルの暴君・ボルソラノが現在、この感染症を無策で放置するという巨大な人体実験をやっているから、「西浦博は42万人死ぬと言っいてたのに千人も死んでないじゃないか」などと抜かす極右・極左双方の馬鹿者たち*1は、ブラジルの陽性者数と死亡者数が今後どうなっていくかをよく見ておいた方が良い。ジョンズ・ホプキンス大のダッシュボードを参照すると、現在のブラジルの陽性者は34万人を超え、致死率は6.3%を超えた。しかも片対数プロットで見ると、陽性者数の指数関数的増加は今も続いている。まだ感染拡大期のど真ん中なのにこんなにも致死率が高いのは、ブラジルが極端な新自由主義国であって、多くの人々がまともな治療を受けられずに放置されているからだ。そんなボルソナロの支持基盤は大企業と富裕層だというから恐れ入る。どう考えても新自由主義は絶対悪だ。

 いつも比較している(最近では久しぶりだけれど)他の国では、ドイツの死亡者が88283人で致死率は4.59%、韓国の死亡者が266人で致死率は2.38%。人口当たりの死亡者数では日本は韓国の約1.3倍になった。東アジアでは日本の成績が一番悪い。

*1:たとえば極右の側には小林よしのりがいる。小林は山尾志桜里の盟友だ。