kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

新型コロナ、3/24の新規陽性者数1,918人に対して死亡者数21人で、「第4波入り」が明確に/河井克行が突如罪を認めて議員辞職した理由

 昨日(3/24)の新型コロナウイルス新規陽性者数は1,918人だった。東京都、大阪府宮城県といった、極右と新自由主義者を兼ね備えた首長がいる自治体で陽性者が大きく増えたのはあるいは偶然かもしれないが、昨日は死亡者が21人まで減っていて、死亡者数を新規陽性者数で割った値(日々の値は「致死率」と呼ぶべきではない)が1.1%にまで下がった。全期間及び第3波の致死率はいずれも約1.9〜2.0%で、それより低くなった。これは紛れもなく新たな波が立ち上がる時の特徴だ。嫌な言い方だが、新型コロナウイルス感染症の死亡者は、発症確認から死亡までの間の平均日数が約3週間なので、感染の波の初期には死亡者数を新規陽性者数で割った値が小さくなる。弊ブログでは既にかなり前から「第4波に入った」と書いているが、そろそろそれが共通認識になって然るべき時期だ。

 菅政権の無策というより、今日から始まるらしい東京五輪聖火リレーに合わせて首都圏の緊急事態宣言を無理やり解除した無謀な策の破綻が早くも証明されたといえる。因果関係からいえば、宣言を解除したから陽性者が増えたのではなく(なぜならその日の新規陽性者数は10日から2週間前ほどの感染状況を反映しているから)、緊急事態宣言下にもかかわらず感染者数が増えているところに宣言を解除して火に油を注いだことを意味するから、今後はさらに感染状況が悪化する可能性がある。政権の無能はここに極まれりと評されるべきだ。

 昨日の記事*1に「今の自公政権の政策はあまりにも非科学的に過ぎる」と書いたのはやはり正しかったなあと思ったが、自民党は理科も社会科もさっぱりダメな劣等生なのに、悪知恵にだけは異様なほどに長けている。河井克行が突如自らの罪を認めて議員辞職した背景を探った下記記事を読んでそう思った。

 

news.yahoo.co.jp

 

 時間がないので上記記事の引用はしないが、非常に説得力の強い推測だ。

 政権を維持することが自己目的になっていて、そのための手段の研究開発が異様なまでに高いレベルに達している。「社会悪」という言葉しか思い浮かばない。

 この「悪の結社」自民党に、いつまでも政治を委ねていてはいけない。