kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

今度は東京都中野区で院内感染発生の模様

 東京都中野区といえば、NTTドコモのコールセンターでの新型コロナウイルス集団感染がなかなか公表されなかったことが思い出されるが、今回もまた怪しげな発覚の仕方をしたようだ。朝日新聞デジタルより。

 

www.asahi.com

 

 以下引用する。

 

東京・中野の病院で約90人感染 都内新たに165人超
 

 東京都内で12日、新型コロナウイルスの感染者が新たに165人以上確認されたことが、関係者への取材で分かった。そのうち約90人は中野区の病院から発生しており、クラスター化している可能性があるという。都内での感染者は計2千人を超えることが確実となった。

 

朝日新聞デジタル 2020年4月12日 17時35分)

 

出典:https://www.asahi.com/articles/ASN4D5RZZN4DUTIL012.html

 

 病院の名前は中野江古田病院というところらしい。ネット検索で引っかかった「新型コロナウイルス感染症発症に伴う休診について」と題された下記URLには、なぜかアクセスできなかった。

http://nakanoegotahp.server-shared.com/covid19.html

 

 こういう事例があると、都のPCR検査のリソースのかなりの部分をそちらに割かなければならなくなり、他の症例の検査が手薄になる。東京都における新型コロナウイルス感染症の状況は、もはやしっちゃかめっちゃかになってきた。

 なお、東京都のサイトで確認できる「検査数」や「検査実施人数」は全数ではなく、病院から直接民間検査会社に検査した件数が含まれていないが、同じ都のサイトで確認できる「陽性患者数」はそれらを含んだ全数だそうだ。下記の日本共産党東京都議団の藤田りょうこ氏のツイートにて確認した。

 

 

 これも紛らわしい話で、これでは都のサイトから陽性率を計算できない。

 少し前に、民間検査会社の検査によって判明した陽性患者数は全体の1割程度という話をどこかで見たことがあるので、今も同様の比率であれば、都のサイトから確認できる数字に0.9を掛ければ大体の陽性率は見積もれるが、それとて民間検査会社の検査分が占める割合が変化しているかもしれないのでなんともいえない。

 日本政府の発表に対しても大きな疑念がある。厚労省発表の死者数と、NHKや大新聞などの報道機関が報じる死者数との乖離が目に見えてどんどん広がっているのだ。

 

 

 「厚労省発表」が大本営発表と化しているのではないかとの疑念は拭えない。

 日本政府(安倍政権)が本格的な崩壊を始めたように思えてならない。

 「崩壊の時代」はまたさらに新しい段階へと突入したようだ。