渡部恒三が死んだ。
申し訳ないが、故人に良い印象は一つもない。
私はそもそも「竹下派七奉行」なるものが大嫌いだったが、渡部氏の死去によって生き残りは小沢一郎だけになったらしい。その小沢も現在78歳。果たして次期衆院選に出馬するのかどうか。小沢は2014年や17年の衆院選で、配下の衆院議員を人に応じて維新と民進(2014年)、希望と立憲民主(2017年)に割り振るなど、自らの政治人生の幕引きを意識した行動をしてきた。その小沢が政治人生最後のご奉公と位置づけて動いたのが今回の立民と民民の合流だったに違いない。だからこそ私はこの合流新党に良い印象は持てないのだが。
小沢はまた壊すだけさ、との見方もあるが、小沢にはもはやそれだけの力は残っていないだろうと私は思っている。
本来なら、次期衆院選にはその小沢だけではなく菅直人あたりも出馬せず引退すべきだと思うのだが、小沢も菅もまだ現役の衆院議員の座にこだわるくらいの執念は残しているんだろうな、残念ながら。
結局渡部恒三から話が逸れて、小沢(と菅)の話になってしまった。まあ渡部について書こうとしても悪口しか出てこないに決まっているから致し方ない。