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古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

菅直人元首相、次期衆院選東京18区に出馬しない意向固める 「世代交代が必要だ」(東京新聞)

 菅直人引退のニュースは下記シゲ氏のマストドン経由で知った。

 

toot.blue

 

 報じたのは東京新聞だった。

 

www.tokyo-np.co.jp

 

 以下引用する。

 

【独自】菅直人元首相、次期衆院選東京18区に出馬しない意向固める 「世代交代が必要だ」

2023年10月20日 21時29分

 

 立憲民主党菅直人元首相(77)=衆院東京18区=は20日、次期衆院選で同選挙区から出馬しない意向を固めた。複数の立民関係者が明らかにした。菅氏は以前から、自身に近い議員に「世代交代が必要だ」と伝えていた。後継として、同選挙区内の自治体の首長の名前が挙がっている。

 

◆2021年の衆院選で「これが最後」

 菅氏は当選14回で、現在は立民の最高顧問。立民内のリベラル派のグループ「国のかたち研究会」も率いている。2021年衆院選では「これが最後の戦いになる」などと訴え、次期衆院選への不出馬の可能性を示唆していたが、去就は明らかにしていなかった。

 菅氏は故市川房枝氏の選挙を政治活動の原点とし、1980年の衆院選社会民主連合社民連)から初当選。96年、自社さ連立の橋本龍太郎内閣では厚相として初入閣、薬害エイズ問題に取り組んだ。民主党では代表や幹事長などを歴任。2009年の政権交代で誕生した民主党政権では副総理や財務相などに就き、10年6月から11年9月まで首相を務めた。

 

東日本大震災時の首相、原発事故に対応

 11年3月に発生した東日本大震災東京電力福島第1原発事故への対応に当たった。事故発生から間もない11年3月15日には東電本店に乗り込んで「(現場からの)撤退などあり得ない」と幹部に迫った。同年5月には中部電力浜岡原発の停止を同社に要請。エネルギー政策でも「脱原発依存」の必要性を訴えた。

 首相退任後も、原発事故対応の最高責任者だった経験を踏まえ、事故当時の状況に関する証言や「脱原発」に向けた発信を続けてきた。

 東京18区では現在、いずれも新人で自民党の福田かおる氏(38)や共産党の樋口亮(まこと)氏(36)、参政党の徳永由紀子氏(46)の立候補が決まっている。(大野暢子)

 

東京新聞より)

 

URL: https://www.tokyo-np.co.jp/article/285020

 

 TBSも今朝この件を報じていて、後継者として松下玲子武蔵野市長の名前を出している*1

 菅直人が引退の意向だというのは、立民の山岸一生衆院議員に近い「もんくま」氏のツイート(当時。現X)で以前から知っていて、それを弊ブログの記事にしたこともある。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

 後継候補には武蔵野市選出の東京都議・五十嵐衣里氏の名前を挙げる人もいた。私は2017年と2021年の東京都議選武蔵野市選挙区の得票を調べたところ*2、五十嵐氏の方が圧倒的に得票力がありそうだったから五十嵐氏が後継候補になるのではないかと思っていたが、ここにきて自民党の勢いがすさまじい勢いで落ちているので、これなら松下市長でも十分勝てるのではないかとの読みに傾いたものかもしれないと勝手に想像してしまった。もっとも2017年と21年とでは都民ファ□ストの会の勢いは全然違っただろうから得票力云々は私の偏見に過ぎないかもしれないが。

 ところで東京では自民の勢いも確かに激落しているが、それに対抗する「既成」野党も必ずしも支持を得ていない状況にある。それについては記事を改める。

 東京18区の件では、菅直人引退の報道を受けて三春充希氏のnoteも候補予定者リストから菅直人の名前を外した。

 

 

 弊ブログとしてはすでに何回か前の衆院選前に菅直人が引退していてもおかしくなかったと考えていて、そのことを記事に何度も書いてきたので、特別な感慨はない。岩手のあのおっさんが非常識なだけである。あんな奴と張り合う必要など全くない。