昨年の衆院選の前には地方選でも自民党候補は負けてばかりだったが、衆院選を境に国政野党系の候補が、現職だろうが負けてばかりに一転した。小選挙区制によるギャンブル性の高い選挙の勝敗がここまで政治の流れに影響しようとは。この流れはしばらく続きそうだ。だが、昨年の阪神タイガースの例もある。
阪神=維新という仮説が成立するなら、参院選の展開も何となくだが………。
— 埼玉八区_底辺選挙情報収集者 (@EastIrumaEW) 2022年1月23日
期待の新人音喜多さん=佐藤輝が二軍落ちから、奇跡の逆転されちゃう劇へ。 https://t.co/8rnfkUfPaq
— こたつぬこ🌾野党系政治クラスタ (@sangituyama) 2022年1月23日
いや、旧「野党共闘」側から奥川恭伸の台頭みたいなことがなければ「奇跡の逆転」はできない。奥川どころか足を引っ張りそうな泉健太が出てきて、自ら「提案型野党」などと言って相手の注文にはまっている。だから立民は「選挙ブースト」が終わって政党支持率が下がりつつある維新よりももっと大きく政党支持率を急低下させている。
Vやねんの再来
— たざきしあん (@westinghouse565) 2022年1月23日
「Vやねん」の再来は去年の「あかん、優勝してまう」だろう。ちなみに「Vやねん」の2008年は橋下徹が大阪府知事になった年。維新の発足はその2年後だが、そう考えると「阪神=維新」どころか「阪神=反維新」になる。もっとも阪神が現時点で最後にリーグ優勝した2005年には、郵政総選挙という思い出すのもおぞましい出来事があった。もっとも阪神にとっても「334」があったけれども。
かたや関西メディアを完全に押さえつけいいように世論を操作しまくっている、かたや関西メディアに完全に食いものにされ球団史を通して好き放題に蹂躙・翻弄されっぱなし…この両者の一体どこがイコールで結びつけられるのかサッパリ理解できません、維新のようなしたたかさは阪神球団には皆無ですよ。
— 綱川智彦 つなっち (@tsuna82000) 2022年1月23日
昔と違って親会社には阪急もついているのにねえ。
さて、岸田内閣支持率はオミクロン株によるコロナの蔓延で少し下がったらしい。しかしこの国の人々がすっかり牙を抜かれていることは下記世論調査の結果からも明らかだ。
政府の米軍コロナ対応「妥当」50% 毎日新聞世論調査https://t.co/QEYfLt9UY9
— 毎日新聞 (@mainichi) 2022年1月22日
米国に検査の徹底や外出制限を求めた日本政府の対応について、「妥当だ」との回答は50%で、「米軍に甘い」は45%でした。https://t.co/QEYfLt9UY9
その新型コロナウイルス感染症だが、昨日(1/23)には14人の死亡が発表された。日曜日の死亡者数は少ないのが通例で、先週(1/16)はゼロだったが、分母の急増で死亡者数も急増を始めたようだ。7日間移動平均値では11.1人だが、年明けの頃はほぼ1.0人だった。以下にNHKのデータ*1に基づく対数グラフを示す。
弊ブログは死亡者数について、過去2度「少なく見積もっても日に数十人にまでは増える」と書いた。通常は数十人というと30〜70人くらいを指すらしいが、これはもう少し大きい数字になる可能性が出てきた。つまり、第3波と第4波では100人前後に達したが(第3波の7日間移動平均値の最大98人、第4波は同114人)、それらを上回る可能性があるということだ。
「コロナはただの風邪」論者たちの誤りが示される日が近づいてきた。