kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

参院選東京選挙区の目標は海老沢由紀(維)、山本太郎(組)、荒木千陽(ファ)の全員落選

 私は参院選東京選挙区で2013年には吉良佳子(共産)、2016年には小川敏夫民進)、2019年には山岸一生(立民)に投票した。13年と16年には投票した候補が当選したが、19年の山岸は落選して音喜多駿(維新)の当選を許し、大いに立腹した。選挙結果を大きく左右したのは山岸の古巣・朝日新聞の情勢調査であって、山岸が当選圏内、同じ立民の塩村文夏が当落線上との報道を知って、逆に山岸は危ないな、塩村に同情票が集まってしまうと危惧していたらその通りになってしまったのだった。塩村は元みんなの党だったので大して買っていなかった。ポスターに東大卒、元朝日新聞を麗々しくうたっていた山岸にも抵抗はあったが、何よりも音喜多駿を落とすことが投票行動の目的だったから選択には全く躊躇しなかった。

 2013年の参院選に初当選したのが山本太郎だった。私は山本に心惹かれるところは最初からあまりなかったのと、民主党鈴木寛保守系だったので(鳩山由紀夫羽田孜前原誠司のグループに属していた)、吉良への投票にも迷いはなかった。この選挙で鈴木は落選し、民主党は東京選挙区で当選者ゼロだった。当時はまだ「反山本」ではなかったので、山本の当選は何とも思わなかったどころか、山本と鈴木の比較ならまだ山本の方がましかもしれないと思っていた。

 一番熱くなったのはなんといっても2016年の参院選であり、維新から立候補した田中康夫山本太郎の応援を受けた三宅洋平を何が何でも共倒れさせたい、そのためには民進2人目の小川敏夫に投票するしかないと思ったが、民進支持層が同党右派にして新自由主義系の蓮舫に票を集中させようとしているのを見て、民進支持層ってそんな志向なのかよ、と日々彼らを呪っていたものだ。しかし、三宅洋平への支持が思いのほか伸びて、実にうまい具合に田中康夫の票を食ってくれたおかげで、田中と三宅の共倒れ、小川の当選という会心の結果になった。これを大いに喜んでいたら、すぐあとの都知事選に小池百合子が当選してしまう最悪の結果に遭遇し、そのあとは弊ブログに小池百合子批判の記事ばかり公開していた。あの頃も強烈な逆風に見舞われたが、翌年の「希望の党」騒動と立民の発足によって、突如として流れが大きく変わった。

 そして今年。未明に公開した記事に書いた通り、心情的には服部良一に入れたいところだが、選挙区で落とす大きなターゲットが3つある。まず一番手強いと思われるのが維新の候補であって、大阪市議の海老沢由紀を立ててくるらしい。次に手強いのは山本太郎か、それともファ□ストの会代表・荒木千陽のどちらだろうか。とにかくこの3人を全員落とすための投票行動に徹することになる。手の打ちようがない場合には服部良一に投票する。仮に山添拓が前記3人とデッドヒートを演じているなら山添に入れる可能性があるし、山添は楽勝で立民の松尾明弘が2議席目を狙えそうなら松尾に入れる可能性がある。私にとっては東京選挙区は2016年以来「誰を当選させたいか」ではなく「誰を落選させたいか」の選択なのだ。

 

 

 海老沢と山本はもっと強いんじゃないでしょうか。

 昨年の衆院選も、維新があんなに伸びるとは全く想定していませんでした。東京15区でも立民の井戸まさえの得票率24.75%に対して維新の金澤結衣は18.83%とりましたし、参院選では立民の得票は2016年と同様、間違いなく蓮舫に大きく傾くでしょうから、松尾>海老沢の結果はほとんど想定できないんじゃないかと思います。

 また、×××新選組への支持もあんなに根強いとは思わなかったし、ましてやカリスマ党首の山本おん自らの出馬ですからね。一方、荒木には小池百合子みたいなカリスマ性はありません。強い順番に、海老沢>山本>荒木じゃないでしょうか。

 まあ私の肌感覚は全くあてになりませんけど。いい加減歳をとったので、若い世代が何を考えているかは全然わかりません。数年前に「批判なき政治」を掲げた自民党候補(現国会議員)が出てきた時にはびっくり仰天しました。のちに、現在の若い人たちは子ども時代から「批判=悪」と教え込まれていることを知りましたけど。日本社会が長年の自民党の策略にまんまと嵌ってしまっているわけです。

 この惰性力は全く馬鹿にできません。人間社会に働く最強の力は惰性力ですからね。