kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

高市早苗の場合、統一教会とのかかわりよりも安倍晋三の街宣先が奈良になった件や奈良県警や奈良県立医大との折衝・連絡等の方が問題なのではないか。なお高市の総理総裁の目はほぼ完全に消えたと思われる

 高市早苗の場合は統一教会との関係(統一教会系会合への祝電)よりも、長野行きが消えた安倍晋三の街宣を奈良行きにさせたり、その時の奈良県警との連絡だの当日の奈良県立医大へのあれこれの指示などの方が問われるべきじゃないかな。奈良県立医大にいろいろ指示していたことは高市自身が事実上認めていることだし。

 

 

 高市はなかなか安倍派に入れてもらえないことからもわかる通り、もともとの清和会人脈ではない。だから統一教会との関わりも祝電を打ったことくらいしか出てこないのではないか。

 本当に「やばい」のは、たとえば井上義行のような奴だろう。統一教会関係の批判は誰でも彼でもとやるのはあまり得策ではなく、あれは岸信介の頃からの清和会の伝統的な癒着構造なのだから、それにどっぷり浸っている奴を集中的に攻めた方が良い。

 むしろ高市に関しては、奈良県選出の高市が安倍の街宣を奈良に引っ張ってきたんじゃないかとか、奈良県警との折衝は誰がやったんだとか、奈良医大にどんな指示を出してたんだとか、そちらの方が大事だと思う。

 なお後ろ楯を失った高市は、奈良に安倍晋三を引っ張ったであろうことも含めて今後も安倍は生え抜きの議員との軋轢が弱まることはないだろうし、もちろん総理総裁への道はほぼ完全に断ち切られたと思われる。そもそも昨年の菅義偉退陣を受けた自民党総裁選で安倍晋三に推されなければ存在感がすっかり薄れていた人だった。今後は「過去の人」への道を歩むしかないだろうと予想している。