一昨日(7/22)の梅野−マクガフの救援リレーで逆転負けで思い出したのが、3年前に最下位だった年に交流戦で西武相手に石川雅規が7回まで零封していた試合を梅野とマクガフで逆転されたことだった。4点をリードしたヤクルトは、8回裏も石川を続投させたところ無死一、二塁のピンチを招いて梅野にスイッチしたが、梅野は二死から四球を3つ出して押し出しで2点を与え、たまらずマクガフにスイッチしたら走者一掃の逆転二塁打を打たれてしまったのだった。試合は9回表にヤクルトが2点を奪って再逆転勝ちしてマクガフが勝利投手になったが、立ったむかっ腹は収まらなかった。
一昨日の試合では、梅野は相変わらずだよなあとしか思えなかった。誰だったかヤクルトOBの評論家が、捕手はスピードが速い梅野の直球で打ち取れると思って直球勝負をさせているが打ち取れない、だから打たれるんだと言っていたが本当にその通りで、梅野はコロナ禍に見舞われる前には勝ちパターンでは出てこない投手としての位置づけが定着していた。梅野が秋山に同点2ランを打たれる直前に村上が犯したエラーも痛く、2019年5月のマツダスタジアムでやはり村上のエラーから大逆転負けを食い、そのあとも14の黒星を重ねて計16連敗に至ったことを思い出した。
最近のヤクルトは、同様に絶不調で、かつヤクルトと入れ違いに近い格好でコロナ禍に見舞われた読売が相手の試合しかまともに戦えない惨状を呈しているが、中でも痛かったのはセットアッパーの清水や田口、それに正捕手の中村を欠いた試合を強いられたことだった。もちろん、塩見、青木、山田らを欠いた打線のダメージも痛いが、それよりも中継ぎと捕手の戦力ダウンの影響の方が大きく、それがつい2,3年前の「古層」を露出してしまったという印象だ。「負の遺産」という言葉も思い浮かぶ。
今後は、コロナで出場できなかった選手の復帰で徐々には状態が上がってはくるだろうが、試合勘が鈍ったりなどの影響はまだあるだろうから、まだしばらくは苦しい時期が続くのではないか。
今季は読売が優勝に絡むことはもうないと思うが、阪神はまだまだ要注意だ。もちろん地力のあるDeNAや広島も気になるし、優勝争いには絡まないだろうがヤクルトには勝ち越している中日戦も気が抜けない。
そんな今日この頃、下記ツイートに貼りられた動画を見て憂さを晴らしている(笑)
Duck vs Tiger pic.twitter.com/tHcZCJmH6J
— why you should have a duck 🦆 (@shouldhaveaduck) 2022年7月23日
Tigers are good in water but not as good as ducks are 😂😂😂
— Ugo Serpentello - Don’t Trust Trusski 🇷🇺🤑🇷🇺🤑 (@hugh_canning) 2022年7月23日
来週のオールスター明けはいきなり甲子園で阪神との3連戦だが、3連戦限定で "Ducks" にでも改名したらどうですかね。