kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

あちゃあ、ボロボロのスワローズ……

 プロ野球の読売対ヤクルト24回戦が悲惨なことになっている。

 石川雅規が20年目にして初の3分の1イニングKO、今野龍太は二塁打を浴びたあと一死後に4連続四死球で連続押し出し。出てきたのが一昨日の試合をぶち壊した田口麗斗というところでこの記事を書いている。結局その田口は後続を断ったが、5回を終わって1対6で読売に大量リードを許している。

 これがスワローズってとこですかね。

 一昨年だったか、石川が交流戦の敵地での西武戦で4点リードの8回に2人の走者を出したあとの梅野とマクガフが四球やら走者一掃の二塁打やらで一気に5点を取られて逆転された場面を、たまたま外出先のテレビ画面で見たことを思い出す*1。こういう体質が出ないうちに優勝を決めてもらいたいと思っていたが、出てしまった。まあこういう体質があるのは見ての通りだし、それはよく知っていることでもあるから受け入れるしかない。

 石川が好投している時期に、16対0で勝った中日戦を除いて1勝もつけられなかったのが今日の立ち上がりに力んでしまう原因を作った可能性がある。前述の一昨年の西武戦を含めて、ここ数年の石川は打線やら救援投手やらのせいで勝ちがつかない試合がずいぶん多かった。今日の先発を石川にしたのは、6年前に優勝した時の10月に、スワローズとしては球団史上で唯一、東京ドームで菅野に土をつけた投手だったからかもしれないが、石川に踏ん張る力はもう残っていなかった。今日は先発の顔合わせからして苦しいとは試合前から思っていたが、その予想よりさらにひどい経過になっている。

 阪神の試合結果にもよるが、ヤクルトに許される負けはあと1つしかなくなりそうだ。

 なお、DeNA対中日もデーゲームで行われているが、DeNAの勝利が濃厚であり、DeNAには残り試合での最下位脱出の望みを残す、というよりDeNAに5位確保マジックが出る。つまり来週ヤクルトと対戦するDeNAにもそれなりのモチベーションがある。阪神と対戦する中日にも5位防衛がかかるが、柳を先発させても2回でKOされた上、自力での5位確保の可能性を失いそうな中日には何も期待できないだろう。

 あっ、ロッテ対日本ハムで3点をリードしていたはずのロッテが同点に追いつかれた。タイムリーエラーで同点にされたらしい。オリックス阪神という、前回の東京五輪の年以来の在阪球団(阪神の本拠地は兵庫県だけど)のアベック優勝があるかもしれない。もっとも、順位表を見ると、引き分けでもロッテのマジックは減る。さらに次の引き分けではマジックは減らないけど。

 

[追記]

 結局、日本ハムが元スワローズの杉浦稔大を同点の9回裏に救援に出してくれたおかげでロッテはサヨナラ勝ちするという落ちがついた。なおヤクルトは読売に2桁得点を献上している。

*1:その試合は9回にヤクルトが再逆転して勝ち、勝利投手はマクガフだったが、石川の勝ちを消しやがってこの野郎と、勝ったにもかかわらず全然喜べなかった。