GiGi氏のツイートより。
榎田さんは大石あきこを癌だと指弾していますが、私はれいわ新選組の癌は山本太郎だと思っています。より正確に言うと山本に組織論がないことが最大の問題です。現在のれいわはティール型組織でもピラミッド型組織でもないただの無法地帯です。大阪のハレーションはその一例にすぎません。 https://t.co/d0u7lVuWRQ
— GiGi (@gigir) 2023年1月26日
無知なもので「ティール型組織」なる言葉を知らなかったのでググって下記サイトを参照した。
記事に「5つの組織モデル」が図示されていて、最上位に「ティール(進化型)」があった。それは「個人が意思決定できるフラットな組織」と定義され、「組織と個人の目的と目標が一致していることが特徴」「現場のメンバーが必要に応じて意思決定をおこなう」とある。
2位と3位を飛ばして下から2番目の組織モデルを見ると「アンバー(順応型)」とあり、「トップダウンの階層的構造を持つ組織」と定義され、「安定した組織運営ができることが特徴」「メンバーの階級や制度によって秩序が保たれている」と書かれている。ピラミッド型組織はこれに該当するだろう。
しかしそのさらに下の最下位がある。「レッド(衝動型)」とあり、「圧倒的な支配者がトップに立つ組織」と定義される。「衝動的な行動によってすぐ手に入る利益を求めることが特徴」とのことだ。以下、上記リンク先から引用する。
レッド(衝動型)の組織
赤の組織は組織モデルのなかでもっとも原始的な形であるといえます。ひとりの圧倒的な力を持つ者が支配者となり、組織のメンバーを力と精神的な恐怖でまとめています。この組織が重視しているのは、目の前の利益です。中長期的な目標に向けて行動し、プロセスを踏んで継続的に組織を運営するというよりは、短絡的で衝動的な行動によって、今すぐに手に入る利益を求める傾向にあります。
出典:https://hr-trend-lab.mynavi.jp/column/organizational-development/1509/
なんのことはない。×××新選組はこの最下位の「衝動型組織」であろう。2020年の東京都知事選に無理に出馬して宇都宮健児にまで負けた件や、2021年衆院選で立民の一部議員(手塚仁雄との世評だ)と結託して東京8区の野党統一候補になろうとしたものの失敗した件など、山本太郎の衝動で党(組)全体を振り回した例は枚挙に暇がない。
私には「ティール型組織」の知識はなかったが、過去に蒙った嫌な思い出がまざまざと思い出された。それは独裁者タイプの上長に人事異動直前に決まっていた人事をひっくり返されて全く望まない部署(つまりそいつの下)に移された件だ。前世紀末から今世紀初めにかけてのことだ。その人間は「フラットな組織が良いと言われているのにうちの会社はいつまでも階層的な組織だ」などと言っていたので、リンク先の記事にある「ティール組織」を知っていたのではないかと今にして思われるが、自身が非常識な人事行使をやらかす山本太郎タイプの独裁者だった。私が山本を蛇蝎のごとく嫌うのはそいつと同じ匂いがするからかもしれない。結局その部署は業績がふるわず解散に追い込まれて私自身も転職したのだが、件の独裁者は大企業の偉いさんであり、彼もまた転職したものの転職先で役員に登り詰めた。しかしそこでも好き勝手に振る舞ったような気配がある(詳しいことは知らないが)。
仮に「ティール型組織」があったとしても、何かのきっかけでそいつや山本太郎のような人間がその組織を動かせる独裁権力を得てしまったら、あっという間に組織は崩壊してしまうのではなかろうかと思った。