kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「れいわ新選組」は自身が作った政党なので政党交付金も寄付金も自分の街宣に費されます。各候補者は資金調達を含めて勝手にやってくださいということでしょう。 まぁ、組織じゃないですね。(by KoutaOnaga氏)

 ×××新選組の党内における金の流れが不透明な件から私が強く連想するのは、民主・民進党岡田克也らが貯め込んだ政治資金を湯水のように使ったと巷間言われる玉木雄一郎だ。玉木がやらかした浪費のお仲間にはあの菅野(山尾)志桜里もいた。この人は好き勝手なことを言い散らした揚げ句、潮時を見計らって政界から去り、現在は右翼的言説で売っているようだ。

 私は2012年の衆院選前に、当時民主党衆院議員だった山尾(当時)の選挙の情勢が厳しいこととともに、この人が前原誠司系列の相当な右翼政治家であることを知り、この人は落選しても構わない、というより落選してもらった方が良いと思った。その時以来彼女に対しては、彼女が「保育園落ちた日本死ね」のツイートを紹介して「リベラル・左派」の間で人気絶頂だった頃を含んで、一貫して批判的なスタンスをとってきた。だから、あの頃に山尾を持ち上げたような人たちに対しては基本的に「軽率で、あまり信用できない」との偏見を持っている。あの頃山尾を持ち上げたような連中に限って、山本太郎の馬脚が日に日に現れるようになった現在も、山本に対して抱いていた幻想にしがみついて醜態を晒しているのではなかろうか。

 ところで山本太郎をめぐってもっとも痛烈な批判者は、私の見るところ「ツイッター政治おじいちゃんお化け」氏(以後「お化け氏」と表記)だ。何と言っても山本が落選した2012年の衆院選や国政選挙に初当選した2013年に山本を熱烈に応援していただけのことはあって、山本の思考や行動の様式を知り尽くしている。たとえば、昨年の衆院選で山本が当選した時に、次の参院選前に衆議院議員を辞職して参院選に出るだろうと言い当てた。正直言って私はいくら恥知らずな山本でもそこまではやらないのではないかと思ったが、お化け氏の方が正しかった。

 現在ネットのごく一部で話題になっている、新選組内の金の流れの件は、氏の下記ツイートが端緒だったようだ。

 

 

 これに池戸万作が反応した。

 

 

 あまり認識していなかったが、池戸氏は弊ブログがしばしば言及している「日本経済復活の会」幹事とのこと。Twitterに明記されている。そうか、山本太郎と小野盛司とを引き合わせたものかもしれない。しかし、山本に対してであってもしばしば直言を行う池戸氏は現在では山本から敬遠されているようだから、現在の山本に対する(民族主義系右翼の系列と私がみるところの)「日本経済復活の会」の影響力はあまりないのかもしれない。しかし、かつての影響力が現在の防衛費(軍事費)増額問題についての安倍晋三山本太郎の意見の類似に端なくも現れているように思われる。

 上記池戸氏のツイートに、さらに反応があった。

 

 

 最初の文に「御考え」という丁寧語が入っており、これは山本に対して呟きの主がかつて抱いていた(今でも少しは残っているに違いない)尊敬の念が反映されている。

 しかしツイートは「まぁ、組織じゃないですね。」と突き放した文章で結ばれている。実に味わい深い。

 下記は上記ツイートの13日前に発信された同じ呟きの主のツイートで、上記ツイートに関連づけてリツイートされている。私はTwitterをやらないので不案内だが、Twitterではこういうことができるらしい。

 

 

 「代表は自分でやりたい方法でやりたいことをやる、各候補者もそうすれば良い」というのは、典型的な新自由主義のあり方だろう。そしてそれを告発したのが、これまで私が「陰謀論者」とのイメージしか持っておらず軽侮の念しか持っていなかった高橋阿斗(アト)氏だった。

 高橋氏のツイートの件は別記事に回すことにして、ここでは最後に冒頭のお化け氏のツイートに対する下記の反応を紹介する。

 

 

 このうち「政党からお金をもらってることを本人が隠し」というのは、おそらく×××新選組から山本太郎に「寄付」が行われている事実を指すのだろう。新選組関係者が「党の金の流れはクリーンだ」と豪語する通り、これは公開されている事実だ。ただこれを知る人がほとんどいないだけの話である。

 ついでに書くと、下記記事についたコメントにある通り、×××新選組山本太郎による独裁政党であることも規約に明記されている。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

 Jiyuuniiwasate

>>第21条 本規約に定めなき事項については、代表が決定する。

今初めて知ったが、これはあり得んだろうが。
まともな組織なら、役員会の了承を経て決定するのが常識だ。
ましてや、政党助成金を受け取っている公党が堂々と独裁体制を公言しているのに、
なんで誰も批判しないんだ?

 

 ほんと、「なんで誰も批判しない」のか、私にもわからない。

 新選組では、集めた政治資金が山本太郎個人に「寄付」され、それを山本が自由に差配する金の流れになっている。だから極端な傾斜配分になる。西美友加(みゆか)氏に対しては最初は配分するつもりなどなかったが、西氏が騒ぎ出したので急遽配分することにした。いわゆる「鶴の一声」というやつだ。

 誰かを思い出させないか。そう、安倍晋三だ。また橋下徹をも連想させる。

 3人とも「決められる政治」を志向する強権的な権力者である。