kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

×××新選組の「ローテーション制」はどのようなプロセスで採用されたのか?【追記あり】

 しつこく×××新選組の件。

 下記記事にいただいたコメントより。

 

kojitaken.hatenablog.com

 

 匿名意見

党内規約に定められた手続を経れば許されるという性質のものだとは思いませんが、ローテーション制がどんなプロセスで採用されたのか選挙権をもつ国民として明確に認識しておきたいです。

新選組の関係者、あるいはご存知の方がいらっしゃったらご教示ください。

まず、新選組は、「構成員」を「入党手続きを経た国会議員、地方議会議員、首長、及び予定候補者、並びに代表が必要と認め役員会の承認を得た者」と定義しています(4条2項)。この度の件では、文理上、大島氏は1年で参院議員を辞職して国会議員の身分を失い構成員にあたらなくなるわけだから、彼にとっては新選組としての活動を続けるうえでも死活問題です。国会議員でなくなった後も、「予定候補者」ないし「代表が必要と認め役員会の承認を得た者」とされる可能性はありますが、そのためには代表ないし役員会による承認を得る必要があるわけで、議員在職中の活動をふくめて大島氏の行動が強く制約されることは容易に想定できます。

このような結果をもたらすローテーション制の採用による大島氏の任期短縮は、「構成員」という「本規約に定める事項」(8条2項)に関するものだから、新選組の「最高議決機関」である「総会」(8条1項)による審議と議決が必要なはずです。

ローテーション制の採用にあたって総会は開かれたのでしょうか?規約の文理からも、大島氏の権利利益のためにも、彼をサポートした構成員のためにも、また、新選組の民主的なガバナンスのためにも、開くのが当然だと思うのですが。確かなことはわかりませんが、少なくとも総会開催を巡る議論はされたのですよね?

僕は外野の人間ですが、事は憲法、とくに国会議員の身分保障にも関わる問題です。もし党内の手続すらろくに踏まずに独裁的な運営をしたなら、僕のようにそのようなことをする政党を個人的に敵視する人間が現れることは当然として、公共的な悪影響も大であることは意識されているのでしょうか?

「本規約に定めなき事項については、代表が決定する。」(21条)

まさか、このようなバスケット条項を直ちに持ち出したりしませんよね?

 

 そういえば新選組の「構成員」って範囲が狭いんでしたね。国政選挙から落選したら構成員から外れるという話は安井美沙子氏についてありました。この人は民主党時代に長島昭久の「国軸の会」に属していた右派の人で、一昨年の衆院選で得票率が10%に満たなかったために中部ブロック比例代表議席をフイにして、その懲罰としてかどうかは知りませんけど次の衆院選の候補予定者から外されたんですよね。大島九州男議員とは近いようですから、大島議員も保守派なのかもしれません。新選組の構成員から外れたけれども党(組)と仲違いしたわけでもないし立民との関係も悪くない、などと安井氏自身が誰かのツイートにコメントしていたのを見たことがあります。

 「×××ローテーション」は、昨年末にZoomのWeb会議で山本太郎代表から突然持ち出され、その場で大島氏を含むローテーション予定者の5人が同意を求められた、ざっとツイートを眺めた限りそのように認識しているのですが、私は新選組ウォッチャーですらありませんので、私からも新選組の関係者その他の詳しい方の情報提供をお願いします。

 

【追記】(2023.3.12)

 ローテーションの発案者の件については、下記記事をあわせてご覧ください。

 

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