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衆院3補選、自民内に不戦敗論 政権ダメージ軽減の思惑(日経)

 衆院東京15区補選だが、ついに自民党に「不戦敗」論が出てきたと日経が報じた。

 

www.nikkei.com

 

 有料記事なので無料部分を引用する(というか日経には有料登録していないので無料部分しか読めない)。

 

衆院3補選、自民内に不戦敗論 政権ダメージ軽減の思惑

2024年3月6日 18:38 (2024年3月6日 19:21更新)

 

4月28日投開票の衆院東京15区と長崎3区の補欠選挙自民党内に不戦敗論が高まってきた。政治資金問題の逆風を考慮し、候補者を立てて敗れるよりも不戦敗の方が政権運営への影響は小さいとの思惑があるためだ。

 

衆院の3補選で自民党が候補者を立てたのは6日時点で島根1区だけにとどまる。同選挙区は細田博之衆院議長の死去にともなうもので、財務省出身の新人を公認した。

もともと自民党の支持基盤が強固な地域だが(以後有料)

 

日本経済新聞より)

 

URL: https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2997J0Z20C24A2000000/

 

 少し前に自民党の東京15区補選候補は公募にする話があって、それに某ドリル議員らを含む党中央が待ったをかけたという読売の報道があった。そして今度は不戦敗論。

 おそらく都ファというか小池百合子の動向がわからないために金縛りにあっているのだろうが、俗説にかなり出ている小池自身の出馬は絶対にあり得ない。遠くない将来に本選が控えている以上、こんなところでそんなカードを切るはずがないからだ。都ファの誰かを出すのも難しい。それをやると仮に本選に小池が出るとしたら、そのための障害になってしまうからだ。かといって自民が公募の候補を出したところで維新の金沢結衣にも及ばず負ける可能性が高い。現に前回の衆院選では自民の都連(支部長の萩生田光一や当時江東区議のトンデモ2世・山崎一輝ら)が推した自民推薦の極右候補(愛知県から引っ張ってきた刺客)は柿沢未途にはもちろん、立民公認の井戸まさえにも維新の金沢にも及ばず4位で惨敗した。ましてや今は3年前とは比較にならないほど自民への逆風が強い。それなら不戦敗で、と自民党が考えたというのは大いにありそうな話ではある。

 こんな状況でも動けない立民は本当にどうしようもない。もしかしたら希望の党の残党である泉健太小池百合子を敵に回したくないのではないかと勘繰ってしまう。そういえば「野党」には希望の党の残党の党首が他にも2人いる。玉木雄一郎前原誠司である。これではどうしようもない。

 立民は、やはり泉健太を代表に選んでしまったことが痛恨の極みだった。