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都民ファーストの会、乙武洋匡氏擁立へ 衆院東京15区補選(朝日)

 衆院東京15区補選で、昨日(3/29)、大きな動きが2つあった。

 まず、「ファ◻︎ストの会」とやらが乙武洋匡の擁立を発表した。

 以下朝日新聞デジタルより。

 

www.asahi.com

 

 以下引用する。

 

都民ファーストの会乙武洋匡氏擁立へ 衆院東京15区補選

2024年3月29日 12時33分

 

 衆院東京15区補選(江東区)で、小池百合子東京都知事が特別顧問を務める地域政党都民ファーストの会」が、作家の乙武洋匡氏(47)を擁立する方針を固めたことが分かった。同補選で都民ファとの共闘をめざす声が党内に強い自民党が、支援について検討するとみられる。

 

 都民ファは、国政向けに設立した政治団体「ファーストの会」(代表・森村隆行都民ファ代表=都議)として乙武氏を擁立する方針。同会は29日、乙武氏の副代表就任を発表した。乙武氏は昨年、都民ファ政経塾で講師を務めていた。

 

 同補選は4月16日告示、28日投開票。公職選挙法違反の罪で有罪判決を受けた柿沢未途前法務副大臣=自民離党=の辞職に伴う。自民は候補公募の方針を都連が決めたが、裏金問題など党への強い逆風を受け、勝利した昨年末の江東区長選と同じく小池氏との共闘を望む声が党内で強まっている。同日に、島根1区と長崎3区でも衆院補選がある。

 

 乙武氏は、早大在学中に出版した「五体不満足」がベストセラーに。その後、公立小教員や都教育委員などを務めた。22年参院選(東京選挙区)に無所属で立候補し、落選した。

 

 同補選では、ほかに共産党の小堤東氏、日本維新の会の金沢結衣氏、参政党の吉川里奈氏、諸派の飯山陽氏と、同区選出の元自民議員で無所属の秋元司氏の計5人が立候補を表明している。

 

朝日新聞デジタルより)

 

URL: https://www.asahi.com/articles/ASS3Y1266S3YOXIE01TM.html

 

 こんなに早く「ファ◻︎ストの会」(以下「ファ」と略称)が候補擁立を発表するとは思わなかった。これが直ちにあとで公開する予定の立民の酒井菜摘氏擁立とそれに共産が乗っかりそうな件を誘発したわけだが、ファがこんなに早く候補を決めたのには間違いなく理由がある。それに思い至ったのは、下記平河エリ氏のXを見た時だった。

 

 

 なるほど。ファは連合東京を早々と押さえているつもりのようだ。

 

 

 乙武は既にファの副代表に就任しているようだ。

 連合東京というのは連合の中でも特に激しく腐敗していて、都議選になると立民の候補も応援するが都ファの候補も応援する。そして、立民が「共産も乗れる」酒井氏を出すなら、連合はこっちのものだという皮算用をファは弾いているに違いない。と同時に、朝日の記事をよく見ると、

都民ファは、国政向けに設立した政治団体「ファーストの会」(代表・森村隆行都民ファ代表=都議)として乙武氏を擁立する方針。

と書かれている。無所属候補として推薦するのか、それとも国政政党としてのファの公認候補にするのかまでは書かれていない。ファはこういう候補を立てるけど、それでも乗ってくれるかと自公に迫っているわけだ。ファは完全に自民党の足元を見ている。

 むろん早々とファに乗っかったのが恥知らずどもの政党である民民だ。

 こう考えると、ファが弾いているであろう皮算用にはめちゃくちゃに腹が立つ。民民はああいう政党だからどうしようもないが、連合東京の腐敗堕落ぶりには呆れるばかりだ。