kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「woke(ウォーク)」は、LGBTQ+(性的少数者)の権利擁護や学校で人種について教えることを支持するブランドなどに対し、主に右派の批評家や共和党の大統領候補に名乗りをあげた政治家たちが、人を非難するための言葉として使っている。(Conor Murray, Forbes, 2023/7/9)

 話題の株安の話はしない。

 今日は、一部の右派(元左翼)のアジテーターが発して、SNSで少なからぬ立民支持層が乗っかっていると見られる「ウォーク左翼」なるレッテル貼りの馬鹿馬鹿しさだけ指摘しておく。

 そもそも「ウォーク」とは何か。昨年(2023年)のForbesの記事より。

 

forbesjapan.com

 

 以下途中まで引用する。

 

「wake(目が覚める、起きている)」の過去形「woke(ウォーク)」はいまや、否定的な意味で使われる政治的バズワードの1つとして、最もよく知られるようになっている。

 

LGBTQ+(性的少数者)の権利擁護や学校で人種について教えることを支持するブランドなどに対し、主に右派の批評家や共和党の大統領候補に名乗りをあげた政治家たちが、人を非難するための言葉として使っている。

 

保守派は、ブランドアンバサダーにトランスジェンダー女性のディラン・マルベイニーを起用した「ウォーク」のナイキをボイコットしようと呼び掛けている。

 

プライド月間の広告キャンペーンにドラァグクイーンを起用したザ・ノース・フェイスとジャック・ダニエルも、同様の非難を浴びている。

 

そのほかアディダスと米小売大手ターゲットは、トランス女性向けの水着が子ども用の衣料品売り場で販売されているとの誤情報が流れたことで「ボイコットすべき」との批判にさらされている。

 

元々は「平等の実現」への合言葉

 

右派が「ウォーク」を独自の解釈で使用し始めるまで、この言葉は黒人コミュニティや社会正義の実現を目指す活動家たちの間で「人種を理由にさらされる脅威や不平等に意識を向けよう」と呼び掛けるために使われてきたものだった。

 

カリフォルニア大学サンタバーバラ校で言語人類学を研究するディアンドレ・A・マイルズ・ヘラクレスは、保守派はこの言葉を「歴史的な意味に関わりなく、好きなように使っている」と指摘。CNNに対し、言葉に否定的な意味を持たせる「セマンティック・ペジャレーション(意味の悪化)」の一例だと語っている。

 

一方、白人のリベラル派もまた「自らを進歩的であるように見せるため、表面的なパフォーマンスのため」、あるいは何であれ「左派寄りの立場を表現するもの」として、この言葉を使っているという。黒人の活動家や学者たちは「ウォーク」の本来の意味が薄められていると批判している。

 

さらに「悪化させた意味」でこの言葉を使うようになっているのは、米国だけではない。ここ数カ月の間に、ハンガリーやスイス、ニュージーランドを含む各国の政治家たちの間でも「ウォーク・イデオロギー」への非難の声があがり始めている。

 

URL: https://forbesjapan.com/articles/detail/64357

 

 今や右派イデオローグと化した感のある元共産党系軍師氏は、こんな言葉を使ったレッテル貼りを始めているわけだ。

 それに乗っかっている人々も、本当に乗せられやすい人たちだなあと呆れるほかない。

 

 

 

 これが普通の考え方だろう。小山千帆や大串博志らの擁護に回っている軍師氏やそのエピゴーネンたちの方が明らかにおかしい。

 

 

 これは間違いなくそうだろうな。

 

 

 「当派生だけで言うことやスタンスを決めている」のはネトウヨにも共産党支持(信者)系にも見られることだが、それが立民支持層にも当てはまっているということだろう。

 

 

 そんなわけで、現在立民の党勢は維新ともども暴落中だ。

 

 

 

 いつも書くことだが、今の立民支持層はあまりにも組織防衛志向が強すぎる。だから現執行部を強く擁護する軍師氏の甘言にいとも簡単になびいてしまうのではないか。