kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

平沼赳夫なんて要らない

「日本がアブナイ!」の記事に溜飲が下がった。
平沼赳夫がウヨ化&新党連携で両天秤?+日本救援隊が撤収+boxing,golf,tennis : 日本がアブナイ!

この記事で管理人のmewさんは、「きまぐれな日々」の記事
きまぐれな日々 タカ派政治家の劣化?中曽根康弘と平沼赳夫の激しい落差

にリンクを張ってくださっているが、記事は「日本がアブナイ!」の方がずっと詳しい。mewさんは、

私は昔の彼なら、もっと品格をもって理路整然と中国の諸問題につい
て語ったのではないかと思うのだけど。<少なくともTVなどの公の場
では、そういう話し方をするイメージのある人だった。(・・)>

と書いているが、実は私も同感だった。病気のせいなのか、「平沼赳夫衰えたり」と思ったものだ。
平沼は、自分の残り時間のことを考えて焦っているのかもしれない。だが政治家に対して同情は禁物だ。

そして、南京大虐殺を否定し、さらにパンダのランラン(リンリンの
間違え?)が死んだことに関して「何らかの策謀があるんじゃないかと
言う人もいた」とまで発言。
 これをきいた時には、「おいおいっ」っと。「平沼くん、一体、どう
しちゃったの?ネットの見過ぎ?(・o・)」とツッコミたくなったほどだ。

そうそう、ほんとにまるでネットウヨだよねえ。11日の「報道2001」での平沼は、醜態をさらしたといっても過言ではないくらいひどかった。あの出演で平沼は相当に評判を下げたのではないか。片山さつきがブログで平沼をからかっていたが、歴史認識に関する限り、どう考えたって片山さつきの方が平沼赳夫よりまともだろう。

同じ11日に「サンデープロジェクト」に出ていた超保守系のドン(?)の中曽根康弘
を見て、政治家としての器の違いを感じてしまった。(・・)>

確かに、比較の対象にもならないという印象を受けた。

その他、綿貫民輔平沼赳夫のコウモリ的な動きに警戒しているらしいという情報は、「日本がアブナイ!」の記事を読んではじめて知った。平沼は、3年前のコイズミの郵政解散の時にも、「刺客」を差し向けられて大いにたじろいだ。解散直後、テレビの政治番組に出てきた平沼の腰砕けぶりを見て、私はコイズミの政治的勝利、平沼の敗北(当落の意味ではない)を確信した。

こんな政治家は要らない、それが平沼赳夫に対する私の考えだ。

しかしそれにつけてもナサケナイのは民主党だ。

 しかし、民主党鳩山幹事長は、12日に「平沼氏は自民党にひどい
仕打ちをされ、愛想を尽かしていると思う。新たな動きをされるときは、
日本の政治を大きく塗り替える方向で極力、協力を願いたい」と述べ、
連携に前向きな考えを示したという。<時事通信12日より>(-"-;)

 でも、民主党も含め、安易に平沼赳夫氏と連携の話を進めるのは、
ちょっとアブナイのではと、状況によっては、彼は野党共闘民主党
の解体に動くかも知れないと、改めて警戒警報を鳴らしたいと思った
mewなのだった。(@@。

はっきり言って、民主党平沼新党の連立政権ができたら、その政治は今の福田康夫政権より悪くなるだろう。現福田政権は「カイカク」離れを目指す方向性を示しているから、民主プラス平沼政権ができたって経済政策はそう変わるはずがない。一方、極右の平沼新党を取り込むことによって、外交および安全保障政策は、現福田政権より確実に右寄りになる。そんな馬鹿げた政権は、私は支持しない。福田政権の継続あるいは福田康夫小沢一郎の大連立(これらはいずれも決して好ましくはないが)の方がまだマシだ。民主党は平沼極右勢力なんかを政権に取り込んではならない。