昨日の取組前、ブログには勝たなかったが、私は「本割で白鵬が勝ち、決定戦で朝青龍が勝つ」と予想していた。
思い出していたのは、1981年のやはり初場所で、当時関脇の千代の富士が横綱北の湖と対戦した時。千代の富士は14戦全勝、北の湖は13勝1敗だった。この時も私は、「本割は北の湖が勝ち、決定戦で千代の富士が勝つ」と予想した。なぜなら、それが一番盛り上がるパターンだったからだ。
果たしてその通りになった。それをテレビ中継で見た時、私は千代の富士に「八百長力士」の烙印を押し、以後アンチ千代の富士を貫いた。私は本割と決定戦で北の湖が連勝して逆転優勝するのを期待していたし、当時の両者の力量からいって当然そうなるはずだった。しかし、結果は「一番盛り上がるパターン」だった。私は大いに失望した。
当時の私の判断が正しかったか間違っていたかは、今となってはどうでも良い。本当に八百長があったかなかったかについては、もはや興味はない。
朝青龍と白鵬の取組は、テレビでも見なかった。今、ようやく「報道ステーション」で確認した。八百長云々はやはりどうでも良い。ただ、両力士とも相撲協会やNHKのためによく貢献した、それだけの感想だ。