kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

鳩山邦夫 裏切りの人生

[旧民主党結党時に武村正義村山富市両氏を排除]

鳩山由紀夫・邦夫の兄弟が「排除の論理」と称して、さきがけの武村正義氏や社民党村山富市氏の民主党への参加を拒否。この動きに特に熱心だったのが、弟の鳩山邦夫だったことはよく知られている。

[東京都知事選立候補のためと称して民主党離党、その後なんと自民党入り]

そんなわがまま三昧の鳩山邦夫だったが、1999年の東京都知事選に立候補するためと称して民主党を離党。しかし、都知事選では民主党の支援を受けて戦った。結局都知事選は、「後出しジャンケン」で参入した、鳩山邦夫以上に卑劣な石原慎太郎に敗北。しかし鳩山は、都知事選後も民主党に戻らず、あろうことか自民党入りしてしまった。

[菅直人への「刺客」として衆院選に立候補]

民主党を裏切って自民党入りした鳩山邦夫は、なんと2003年の衆院選菅直人の「刺客」として東京18区から立候補。この時鳩山邦夫は、「あのような人物を一国の総理にするわけにはいかない」とほざいた。この選挙で鳩山は、一時は菅直人を上回っているとも報道されたが、結局地力の差が出て選挙区では落選、比例で復活した。


このように、さきがけや社民党出身ベテランのリベラル政治家を排除したり、勝手に民主党からトンズラしたり、それどころか菅直人への「刺客」になるなど、鳩山邦夫という男は、民主党、特に左派にとっては「天敵」ともいえる政治家だ。

それだけに、鳩山由紀夫が「裏切り者」である弟にエールを送ったとの報道に接して、私は腸が煮え返る思いだった。現在も、素朴に鳩山邦夫に期待する一部の民主党支持者の反応に、血が逆流する思いだ。

民主党支持者に告ぐ。鳩山邦夫に気を許した時が、民主党転落の始まりの時だ。