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鳩山邦夫死去 -「裏切りの人生」に幕

鳩山邦夫が死んだ。

鳩山邦夫・元総務相が死去、67歳 「友人の友人がアルカイダ」発言が物議 | ハフポスト

鳩山邦夫・元総務相が死去、67歳 「友人の友人がアルカイダ」発言が物議
The Huffington Post | 執筆者: ハフポスト日本版編集部
投稿日: 2016年06月22日 11時08分 JST 更新: 2016年06月22日 14時12分 JST


自民党衆院議員の鳩山邦夫・元総務相が6月21日、死去した。67歳だった。テレ朝ニュースが報じた。

鳩山邦夫氏は、1948年東京生まれ。一族には有力政治家が多く、祖父は鳩山一郎元首相、父は鳩山威一郎元外相。兄は鳩山由紀夫元首相だ。

東京大学を卒業後、田中角栄元首相の秘書を経て、1976年の衆議院選挙に旧東京8区から立候補し初当選。1991年、宮沢内閣で文部相として初入閣した後、1993年に自民党を離党。旧新進党を経て、1996年に兄の由紀夫氏らと旧民主党の結党に参加し、副代表を務めた。1999年に東京都知事選に出馬したが、落選した。

2000年に自民党に復党。その後は、法務相総務相などを歴任した。2007年の法務相時代には「私の友人の友人がアルカイダ」と発言して物議を醸した。旧民主党政権誕生後の10年に「自民党では限界がある」として再び党を離れたが、2012年12月に自民党に復党した。

鳩山氏は6月22日午前、福岡県内で開かれた参院福岡選挙区の自民党候補の出陣式を欠席していた。

NHKニュースによると、体調を崩し、入院していた東京都内の病院で亡くなったという。


【訂正】2016/06/22 14:08
当初の記事では「2012年12月に自民党に復党した。その後は、法務相総務相などを歴任した」とありましたが、正しくは「2000年に自民党に復党。その後は、法務相総務相などを歴任した」でした。

(ハフィントンポストより)


「友人の友人がアルカイダ」もさることながら、この男の発言では「ベルトコンベア式に死刑を執行すべきだ」(正確には「ベルトコンベアというのは何だが、(執行の順序が)死刑確定の順序なのか乱数表で決まっているのか分からない」)という暴言が思い起こされるべきだろう。

私の場合は、鳩山邦夫というと反射的に思い起こす言葉は「裏切りの人生」だった。


当時、政権交代を目前にして、鳩山邦夫民主党に入るというか復帰するというか、そんな噂が流れたのだった。少なくない「政権交代」待望論者がその噂を歓迎したが、私はそれに強く反発したのだった。

この記事を書いてからもう7年になる。結局最後まで良いことを何一つやらなかった政治家だった。

よって故人の冥福は祈らない。死んでも罵声を浴びせられるのは政治家の宿命だろう。