kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

西日本放送が平井卓志の追悼番組をやってやがる

香川1区選出の自民党前議員・平井卓也の父、元労働大臣の平井卓志が死去したのは先月16日だが、今頃になって地元・西日本放送が追悼番組をやっている(本日9時25分〜55分)。

それもそのはずというか、平井は四国新聞社社主・取締役会長、西日本放送代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)を務めていた。つまり、西日本放送は、自社の社長だった人物を褒め称える番組を制作し、それを地域に垂れ流しているわけである。まるで北朝鮮だ。地方ではよくある話だが、地元メディアのボスが自民党議員をやっていたわけだ。いや、過去形ではなく息子の平井卓也があとを継いでいる。典型的な世襲政治家である。なお、平井卓志は自民党から新進党に移り、小沢グループに属していたことがある。息子の平井卓也は、初当選の時には加藤紘一らの支援を受けたが、今では自民党内の「カイカク」勢力に属している。親子とも、典型的な風見鶏政治家といえよう。

それにしても、追悼番組をこの時期にやるとは、選挙がらみの思惑があるのではないかと勘繰りたくなる。今頃平井卓也陣営では「弔い合戦だ」などと言って燃えているのだろう。だが、選挙戦の予想では平井卓也は苦戦とされている。