kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

安倍晋三・平沼赳夫・城内実の3人に希望を託すネット右翼(笑)

ちょっと前のネット左翼というか「政権交代」信者の一部が、小沢一郎鳩山由紀夫植草一秀の三氏を「三種の神器」と呼んでいたのに呆れたものだが、選挙に惨敗したネット右翼にとって、それに相当するのが安倍晋三平沼赳夫城内実の三人らしい。

http://ameblo.jp/yokopoko1971/entry-10332204507.html

以下引用する。

保守層の希望の光…安倍晋三平沼赳夫・そして、城内実
テーマ:時事・政治 2009-08-31 08:54:02

 うっわ〜また朝鮮シンパが当選した…初鹿明博

 すみません、僕の好きな政治家の名前だけつらつら並べました


 自民党惨敗、そしてそれは即ち「保守政治の惨敗」を

今回は意味したと思うんです


 なにせ、国家の枠を守ることの重要性などそっちのけ

で「一度お灸を据えてやろう」と言う思いで雪崩を打った

かのように民主に票が流れ、国家観の抜群に優れた議

員でも簡単に落選している



 中川昭一氏などがそう(比例復活あるかな…)


 この方が逆風なのはもう知っての通りですが、経産相

や金融相時代の功績は殆ど報じられてないけど大したもの


 あ、話を戻しますけどね


 反日売国民主の悪夢の大躍進の中にあって、僕があ

る程度評価・応援させて頂いている方も当選しているみ

たいなんですね


 安倍ちゃんはまぁ盤石として、選挙前に噂されていた

政党結成を行なわず無所属で頑張った平沼赳夫氏…

 当確の報を聞いてホッとしております

 ただ、昨年の悪夢の国籍法改正に立ち向かった際、

政権与党に属してないが故に法案阻止できなかった無

力さ、歯がゆさもあったでしょうから、この方には是非

平沼新党」として、志を同じくする議員と、真の保守政

党を形成し、キャスティングボートを握れるくらいの勢力

に成長して欲しいですね

 そしてその平沼氏、安倍氏の舎弟とも言える城内実

 郵政法案で反対票を投じ、自民を除名にはなりました

が、外国人参政権人権擁護法案など日本人を窮地に

追い込むような法案に断固反対してきた

 郵政選挙以来の難敵・片山さつきとの一騎打ちを制し、

国政に戻って来た

 自民党への復帰は有り得なさそうなので、是非とも

平沼新党への合流を期待したいですね


 その他、尊敬する議員としては稲田朋美氏も当選い

たしました

 議席は減らしました自民党内において、また無所属

で何とか当選した方についても、少数ながら圧倒的な

存在感を示してほしいですね


 20世紀少年じゃないけどホント「最後の希望」ですからね

なんともすさまじい信仰告白ぶりである。ネット左翼が小沢・鳩山・植草三氏を信仰の対象としたように、彼らネット右翼は安倍・平沼・城内や稲田朋美らを熱狂的に信仰し続けるのだろう。

そんなネット右翼が心酔する平沼や城内に入れ込む一部左翼って、という話は今日はやめておいて、上記ネット右翼が肯定的に引用した浦沢直樹の『20世紀少年』を共同制作した漫画編集者の長崎尚志氏のインタビューを最近共同通信が配信していたことに触れておこう。このインタビューは、浦沢氏の漫画『PLUTO』が最近完結したことを機に行われたものである。

浦沢直樹の才能を見出して人気漫画家に育て上げた長崎氏は、広島出身の53歳。インタビュー記事のタイトルには、「平和語るのが使命」という見出しがついている。以下引用する。

 「PLUTO」は、ロボット刑事のゲジヒトがロボットの連続破壊、人間の連続殺人事件を追う物語。事件以前に起こった国連軍と、架空の国「ペルシア王国」の戦争が、犯人の動機として色濃く影を落とす。終盤でアトムと、敵であるプルートウは戦いのむなしさに気付く。

 長崎さんは、「憲法改正が議論され、日本が戦争のできる国になりかねないことに強い危機感がある」と話す。手塚治虫という作家を考える上でも、戦争体験は避けて通れない。長崎さん自身、少年時代を過ごした広島で被爆者の教師や友達の親たちがいた記憶が生々しいという。

20世紀少年』にせよ『PLUTO』にせよ『MONSTER』にせよ、作品から安倍ら国家主義者にとって都合の良いメッセージを読み取るとはたいした読解力だが、まあ漫画に限らず表現物はどのような解釈も許すものだろうとは思う。それでも、ネット右翼氏が大好きであろう『20世紀少年』の共同制作者の意図が、ネット右翼氏とは対極にあるらしいことが、なんともいえず可笑しい。



PLUTO 8 (ビッグコミックス)

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