kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

植草一秀センセとトンデモ(1) 血液型と占星「学」

重い腰を上げて植草一秀センセの名著『知られざる真実 −勾留地にて−』から「トンデモ」の部分を抜粋する。

 高校1年以後の30年間、占星学や運命学を学んだ。当初、西洋占星学を学んだ。天文学科に進学したいと考えたほどだ。その後も運命学に関心を持ち続けた。血液型にも関心を持った。

 企業勤務のころ、生命保険社長との宴席に同席した。血液型や占星学が話題になった。上司も社長も強い関心を示した。翌日、上司は社内の全役員の生年月日と血液型を秘書に調べさせ、要点をまとめて欲しいと言った。A4, 30ページほどの資料をまとめた。資料は長い間活用されたようだ。

植草一秀著『知られざる真実 −勾留地にて−』(イプシロン出版企画、2007年) 166頁)

東大の天文学*1で西洋占星「学」を研究できるとは知らなかった。

また、酒の席で占いや血液型の話が出ることはあり得ない話ではないが、植草センセが作った血液型と占星「学」の資料が本当に「長い間活用された」なら、理由もなく退任したり、逆に昇進した役員が続出した事態が生じた可能性がある。もしそんな生保が本当に存在したとしたら、仮に「ハゲタカ」に乗っ取られたとしても「自業自得」だったのではあるまいか。

(この項続く)