私は前々回、前回の参院選で、2回連続して参院選の香川選挙区で民主党公認の植松恵美子に投票した。2004年は惜しくも落選したが、2007年にはみごと当選した。しかし、植松議員は今ではテレビのバラエティ番組への露出ばかりが目立ってあまり感心できない。2008年8月31日に高松で行われた反・貧困キャラバンのシンポジウムにも、植松氏は遅刻してきた。定時に会場に現れ、来賓として挨拶した民主党衆院議員の小川淳也とは好対照だった。
参院選の比例区は、2004年は覚えていないが、2007年は社民党に投票した。昨年の総選挙では比例区は共産党に投票したが、今にして思えばこの判断は正しかった。もちろん、社民に投票しようが共産に投票しようが四国では死に票だが。
今は香川を離れたが、今年の参院選の香川選挙区では社民党と民主党が無所属候補をともに推す方針だったことは知っている。これはいったいどうなるのだろうか。
首相の鳩山由紀夫が福島瑞穂を罷免した判断は重い。ネットの小沢・鳩山信者連中の反応は鈍いが、いかに鉄面皮の彼らでもこれ以上鳩山由紀夫をかばい切れないだろう。リアルの内閣支持率はどう推移するかはわからないが、鳩山による福島大臣罷免を支持するような輩の大半は、民社国連立政権など元々支持していないだろうから、左側の支持を失う分だけ支持率はさらに下がり、鳩山は結局政権を維持できなくなって退陣に追い込まれるようにも思う。いや、左派の影響力が微々たるものだとしたら、内閣支持率はほとんど変わらないだろうけど、少なくとも内閣支持率が上がることだけはないだろう。
いずれにしても、鳩山による今回の福島大臣罷免が参院選に与える影響は多大だ。鳩山を総理大臣の座から引きずり下ろさない限り、民主党には参院選での惨敗が待ち構えているだろう。
