kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

安倍晋三は早く「安倍派」を立ち上げよ

完全に民主党代表選の陰に隠れているが、町村派の派内抗争が激化し、ついに森喜朗町村派を離脱した。


http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100903/stt1009030021000-n1.htm

町村派のお家騒動深刻 森氏が「退会届」
2010.9.3 00:20


 自民党最大派閥の町村派で「お家騒動」が起きている。8月の参院自民党議員会長選では、派のオーナー的存在の森喜朗元首相が同派所属の谷川秀善参院幹事長を支持するよう引き締めを図ったが、若手の多くが造反し、次期会長候補の安倍晋三元首相も造反を支持したためだ。2日の幹部会は「手打ち式」になるどころか、森氏が派の退会届を出す事態に発展した。

 幹部会では森氏が、会長選で中曽根弘文元外相に敗れた谷川氏に「会長選に出たくないのに出てもらった。すまないことをした」と陳謝した。続けて、参院町村派を取りまとめる立場にあった鈴木政二参院議院運営委員長に「(谷川氏を支持した)額賀、古賀両派に顔向けできない!」などと激しくののしり、退会届をたたきつけた。

 安倍氏はこの間、「谷川氏は出たいのだ、と思っていた」などと、森氏を突き放すように発言した。

 森氏は過去も数回、退会の意向を表明し、慰留されて踏みとどまってきた。今回も町村信孝会長が慰留に努めているが、派の若手らは「派を出ても出なくても、派にとって意味はなくなった」と冷ややかな声が出ている。


森喜朗安倍晋三の間は、完全に決裂したといって良いだろう。森喜朗は、新自由主義系の中川秀直に続いて、極右の安倍晋三とも仲違いする形となり、その権威は完全に失墜した。思えば麻生太郎を担ぎながら、麻生総理就任直後の解散にストップをかけた判断ミスが森の命取りになった。あそこで麻生が衆議院を解散していれば、自民党はあれほどの惨敗を喫することはなかった。

安倍晋三は「次期会長」なんて言ってないで、早く「安倍派」なる自民党内最右翼派閥を立ち上げ、「たちあがれ日本」やコウモリのような城内実と合流すればよい。自民党を離れて新党を結成すればベストだ。

仮にそのような「極右新党」ができた場合でも、平気でそれに接近するのが小沢一郎という人間だと思う。菅直人にはそこまではできないだろう。