kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

ティーパーティーと河村たかし・小沢一郎

ひょんなきっかけで、陰謀論者として知られる「アルルの男・ヒロシ」のTwitter記事がネット検索に引っかかった。

アルルの男・ヒロシ (@bilderberg54) | Twitter

確かに、片山さつきは「日本版ティーパーティー」と寝ぼけたことを言っていたけど、小沢と河村こそが日本版ティーパーティーになりえた。: 〔代表選〕ツイッターの「草莽パワー」と連携しなかった小沢陣営の失敗 : 低気温のエクスタシーbyはなゆー http://bit.ly/aA6IKK


「アルルの男」の思想は、下記ブログ記事から読み取ることができる。

http://amesei.exblog.jp/11589273/


『日本がアブナイ!』のブログ主・mewさんの友人はサラ・ペイリンを「稲田朋美みたいなやつ」と言う一方で、事業仕分けで有名な某民主党女性議員をペイリン呼ばわりする小沢信者もいるが、片山さつきは自ら「日本のサラ・ペイリン」を気取っていたらしい。

その片山を批判しているのが「アルルの男」だが、はっきりいってどっちもどっちである。
「アルルの男」は、

 ティーパーティーはポピュリストやリバータリアンを横断する多様な保守的な考えを持つ人々が、反税金というスローガンで集まった運動体であるといっていい。そのような運動を消費増税を掲げている自民党の候補が標榜するのは、ちゃんちゃらおかしくて、まさに「臍で茶が沸いてしまう」という話なのだ。

などと書くが、そもそも「反税金」なるスローガン自体がおかしい。要するに「アルルの男」は新自由主義者なのだ。そんな「アルルの男」に、かつての民主党国政選挙候補者であり、毎日新聞の「えらぼーと」で私と全項目回答が一致した、社民主義志向のはずの政治家の卵が熱狂的に信奉するありさまだ。

そんな「アルルの男・ヒロシ」が河村たかし小沢一郎を持ち上げる。確かに小沢一郎は、先の民主党代表選で所得税と住民税の半減を掲げようとした。「アルルの男」が「小沢と河村こそが日本版ティーパーティーになりえた」と書くのも理解できる。

だが、もちろん私は彼らとは真っ向から対立する立場に立つ。社民主義を志向する人間なら誰しも同じだろうと私は思うのだが、現実はそうではなく、なぜか小沢一郎に対して無意味な幻想を抱いている人たちが異様に多く存在する。

これっていったいなぜなのだろうか?