http://www.asahi.com/politics/update/0303/TKY201103030110.html
2011年3月3日11時6分
民主党の佐藤夕子衆院議員(48)=愛知1区=が3日、同党を離党する考えを表明した。午後に離党届を提出する。菅直人首相が消費増税を掲げたことや小沢一郎元代表への処分をめぐる不満が離党の理由。佐藤氏は、名古屋市の河村たかし市長が代表を務める地域政党「減税日本」に入党する意向だ。(以下略)
あーあ、ついに「強者への逆再分配日本」が国会で議席を得るのかよ。うんざりさせられるニュースだ。タコは民主党に離党届を出したが、民主党は受理せずタコを除籍処分にする構えだという。当然の判断だろう。
ところで、時事通信の記事によると、社民党党首の福島瑞穂は、「(佐藤氏は)減税日本の方が民主党で戦うより得だと判断したのではないか」などという発言をしたらしいが、そういえば社民党や福島瑞穂は「強者への逆再分配日本」に対するコメントを何かしたのだろうかと思っていたところだった。
Googleで、「社民党 減税日本」、あるいは「福島瑞穂 減税日本」を検索語にして検索しても、社民党や福島瑞穂が「強者への逆再分配日本」を批判したという記事が全然出てこないのは、いったいどういうことなのか。
私の感覚では、「減税日本」(=強者への逆再分配日本)ほど、社民党の理念からかけ離れている政治勢力はないはずだと思うのだが、なぜ社民党は声を大にして河村一派を批判しないのか。
社民党は「小沢一郎別働隊」だから、小沢に近いとされている「強者への逆再分配日本」を批判できないのではないか、そう私などは勘繰ってしまうのだが...