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小沢一郎は社民党を道連れにして滅ぶつもりか(呆)

リベラル系結集を模索 生活・社民統一会派の動き 小沢氏「このままじゃ死にきれない」 :日本経済新聞

リベラル系結集を模索 生活・社民統一会派の動き 小沢氏「このままじゃ死にきれない」


 野党内で憲法改正原発再稼働などに批判的な民主党の一部や生活の党、社民党などリベラル勢力が結集を模索している。民主党日本維新の会みんなの党による野党再編構想を「保守二大政党化」の動きと警戒。生活、社民両党による参院での統一会派構想などが浮上している。

 「このままじゃ死にきれない」。生活の小沢一郎代表は最近、周囲にこう漏らす。国政選挙の敗北が続き、所属国会議員は今や9人。1993年に自民党を離…

(2013/9/16付 日本経済新聞朝刊より)


2009年以降の小沢一郎は、やりたい放題をやって「裸の王様」になった揚げ句に自滅したようなものだ。特に2011年の東日本大震災の時に被災地・被災者支援に立ち上がらず、政争に明け暮れたことが民心の離反を招いた。2012年衆院選(「日本未来の党」)と2013年参院選(「生活の党」)の惨敗は、身から出た錆以外の何物でもない。その小沢と癒着した社民党も同様に支持者の大半を失ったが、社民党はまだ福島瑞穂が党首を辞任した分だけ辛うじて良心を残しているといえよう。

小沢が「このままじゃ死にきれない」と言っているというのは以前から小耳にはさんでいたが、社民党を道連れにして心中しようとは、往生際が悪いの一語に尽きる。「減税日本」の河村たかしを支援したり、「橋下市長と考えが同じ」と公言するなど、経済面で新自由主義へと激しく傾斜し、安全保障政策でも自民党時代から終始一貫して「集団的自衛権の政府解釈見直し」を主張し続ける小沢が「リベラル勢力の結集」などほざくとはヘソが茶を沸かすというものであって、こんなのが入ってくるだけでまともなリベラルなら逃げ出して当然であろう。「リベラル勢力の再興」は、小沢一郎抜きで行われなければならない。

近く党首選を行うと聞く社民党は、本当にこんなのと統一会派を組むのか。もしそうなら、小沢一派ともども勝手に滅びてくれと言うほかない。