kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

マリーンズとマーリンズ

不愉快なNHKスペシャルのあと、フジテレビにチャンネルを替えたら、また延長戦になっていた。なんと、この日本シリーズでは、すべての延長イニングを見る羽目になったが、三度目の正直でロッテが勝ち、4勝2敗1引き分けで、5年ぶりの日本一に輝いた。私はロッテ有利を予想していたから、結果だけ見れば予想通りだったが、まさかこんなにいつ果てるともしれない延長戦を三度も見ることになるとは思わなかった。

ところで、ロッテは前回2005年の日本シリーズ制覇の時にも、レギュラーシーズン2位通過で、プレーオフソフトバンクを破ってのシリーズ進出だった。今回は3位で、それもあわや4位という状況から、シーズン最後の3試合で日本ハムを振り切り、西武、ソフトバンク、中日を次々となぎ倒して日本シリーズを制覇した。

オリオンズ時代は別として、球団名改称後の2度の日本シリーズ制覇がいずれもレギュラーシーズン2位以下というマリーンズから思い出すのは、MLBフロリダ・マーリンズである。

1993年に創設されたマーリンズは、1997年、2003年と二度ワールドシリーズを制覇しており、二度目の時には松井秀喜がいるヤンキース相手だったが、二度ともワイルドカードからの勝ち上がりであり、ナショナルリーグ東地区で地区優勝したことは一度もない。この地区には5球団しかないにもかかわらずである。そのマーリンズが、MLB30球団のチャンピオンを決める選手権試合であるワールドシリーズに二度も優勝している。

紛らわしいが、マーリン(marlin)とマリーン(marine)は違い、前者はマカジキを意味し、後者は名詞で用いられる場合、海兵隊員を意味する。marinerだと水夫になるが、なぜ千葉ロッテマリナーズでなくマリーンズという好戦的な愛称を採用したのかは知らない。日本語だと、LとRの区別がつかないから、マーリンズとマリーンズは長音の位置が違うだけで非常にまぎわらしく、その両球団がプレーオフで上位球団に勝った勢いで選手権シリーズに勝つのを二度までも記録したことは面白い。

シリーズのMVPは、5年前の阪神とのシリーズに続いて今江だった。第6戦ではブレーキとなったが、第7戦では再び猛打賞の活躍を見せ、一度は4点リードされた試合を制するのに貢献した。5年前の8打数連続安打にも驚かされたが、大試合に強い選手だ。陰のMVPは千葉マリンスタジアムのウグイス嬢、谷保恵美さんかもしれない。あの、「五番、サード、いま〜え〜〜〜」に中日投手陣がびびって、同球場で今江に打ち込まれたのだろうと勝手に思っている。