kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

馬淵澄夫と中井ハマグリに関するつまらない話

東京はなんか梅雨が戻ってきたかのような天気になってしまった。鬱陶しいが、政治のニュースもくそ面白くない話ばかりだ。


http://www.asahi.com/politics/update/0727/TKY201107270850.html

馬淵前国交相、民主代表選に立候補へ


 民主党馬淵澄夫国土交通相(50)は、菅直人首相(党代表)の後任を決める党代表選に立候補する意向を固めた。馬淵氏に近い国会議員は27日、立候補に必要な国会議員20人の推薦人集めを始めた。来月発売の月刊誌に基本政策を発表する。

 馬淵氏はこれまで、菅政権が「消費税率10%」を打ち出したことに対し「震災の時にどさくさ紛れに増税をセットするのは断固反対」と強調。原発は「いきなりゼロにはならない。大事なことは原発依存から抜け出すことだ」と段階的に減らしていく必要性を強調しており、こうした点も代表選で訴えるとみられる。

 代表選では、仙谷由人代表代行ら党執行部が野田佳彦財務相(54)を擁立する調整を進めている。当面の原発維持と消費増税の必要性を主張する野田氏に対抗し、馬淵氏は増税反対、原発見直しを訴え、党執行部と距離を置く小沢一郎元代表鳩山由紀夫前首相らのグループの取り込みを狙うとみられる。当選1〜2回の若手にも支持する声は多く、有力候補に浮上する可能性もある。


馬淵澄夫というと、私が最初にその名前を認識したのは、2005年の耐震強度偽装危険の時だった。某有名ブロガーと連携したことでも注目されたが、その某有名ブロガーは何年か前に「小沢信者」に転向した。まさか、だから

党執行部と距離を置く小沢一郎元代表鳩山由紀夫前首相らのグループの取り込みを狙う

のかどうかは知らないが。

この馬淵澄夫はもともと野田佳彦の側近を務めていた保守派の政治家だが、鳩山由紀夫岡田克也が争った一昨年の民主党代表選の少し前だったかに野田派のグループ「花斉会」を脱退した。その馬淵がかつてのボス・野田佳彦と争うつもりらしい。馬淵も結構な野心家ではありそうだ。

一昨日、『報ステ』で「脱原発依存」について語っていたが、菅直人と違って「原発ゼロ」は目標としない、資源小国の日本としてとりうる選択肢として残しておく、と言っていたから、野田ほど強烈な「原発維持派」ではなくとも、「脱原発」の動きにブレーキをかける方向性を持っていると考えて良いだろう。


それから、中井ハマグリの話。

中井の動きは小沢訪朝or他の幹部の訪朝の準備である可能性も?&小沢の訪朝への思い : 日本がアブナイ!


政局話やマスコミ記事の紹介が面白いので愛読しているブログだが、この記事にはちょっと「?」だ。まず事実関係の誤りから指摘すると、

 中井氏は社会党出身の議員だが、小沢氏と新進党自由党
政治活動を共にしており、党内では小沢派の一員だとされて
いる人だし。

という文章の最初にある「社会党出身」というのは、「民社党出身」の誤り。その後小沢一郎と行動をともにしていて小沢一郎に近いというのはその通りだが、中井ハマグリとは、民主党きっての右翼議員なのだ。

そのハマグリの最大の悪行は、高校無償化からの朝鮮学校除外であることは周知の通り。『日本がアブナイ!』の記事にあるように、小沢一郎が行動をともにしてきた金丸信北朝鮮とパイプを持っている人物だったことは事実だけれど、「高校無償化」を思い出しても、中井ハマグリなんかには何も期待できないよなあ、と思う次第だ。