http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110911/trl11091112070001-n1.htm
「無実の夫連れて帰りたい」 東電OL殺害事件 受刑者家族が来日
2011.9.11 12:04
東京電力の女性社員殺害事件で、再審請求審が行われているネパール国籍のゴビンダ・プラサド・マイナリ受刑者(44)=強盗殺人罪で無期懲役確定=の妻、ラダさん(41)と兄、インドラさん(54)が11日、成田空港に到着した。受刑者以外の第三者が殺害現場にいた可能性を示すDNA鑑定結果が明らかになって以降、家族が来日するのは初めて。
平成9年の事件後、ラダさんは9回目、インドラさんは3回目の来日。ラダさんは半年前の3月11日にも来日したが、東日本大震災の影響で予定を繰り上げ帰国していた。
ラダさんは報道陣の取材に対し、「これまでは不安ばかりが先行したが、この半年で大きく状況が変わり、希望を持って日本に来た」と笑顔を見せ、「無実の夫を一日も早くネパールに連れて帰りたい」と訴えていた。
2人は21日まで滞在し、マイナリ受刑者との面会や東京高検への釈放要請などを予定している。
佐野眞一の著作でおなじみの、ほぼ間違いなく冤罪と思われる事件だが、なんと受刑者の妻は3月11日、すなわち東日本大震災とそれに伴う東電原発事故が発生した当日にも来日していたのかと驚いた。いろいろと偶然があるものだ。