kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「野ダメ」の呼称が定着してきた?

飯田哲也氏のTwitterにウケた。

http://twitter.com/#!/iidatetsunari/status/117394653434744832

@iidatetsunari
飯田哲也 tetsu iida@ISEP


原発輸出の継続表明 見切り発車でいいのか(中國新聞社説924→ bit.ly/nkouVe ) 先日ヨルダンの計画がデタラメなことを国会で指摘されたばかり。原子力ムラ官僚の筋書き通りに話す野ダメ首相、現実問題での激突と支持率降下で短命政権が必至だ #genpatsu

ウケたのはもちろん「野ダメ首相」という呼称。

テレビ局で「のだよし」などというテロップを出した局があった。名前を略せばそうなるが、やっていることは全然「よし」などではないから、呼称は「野ダメ」で良いのだ。


上記飯田氏のTwitterへのフォローにもウケた。

http://twitter.com/#!/gamblertetuya/status/117395263320100864

@gamblertetuya
てつ


@iidatetsunari 中国に言われるようになったらおしまいだと思います。高速鉄道以上の杜撰さです。

いや違うって。再び飯田氏のTwitter

http://twitter.com/#!/iidatetsunari/status/117395466664161280

広島に本社のある日本の中國新聞です。 RT @gamblertetuya: 中国に言われるようになったらおしまいだと思います。高速鉄道以上の杜撰さです。

紛らわしいのだが、中国新聞の本社は広島だが、中国銀行の本社は岡山。岡山の県紙は山陽新聞*1、広島の地銀は広島銀行。これ中国地方の豆知識ね。


最初の飯田氏のTwitterで言及されている、肝心の中国新聞の社説は下記。
http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh201109240068.html

原発輸出の継続表明 見切り発車でいいのか


 野田佳彦首相は、原発輸出を続ける考えを国連の原子力安全首脳会合で表明した。福島第1原発事故の検証も済んでいないのに、ずいぶん踏み込んだ内容である。

 新興国などと原子力協定を結び、発電施設や技術を輸出する「原発ビジネス」。福島の事故までは、民主党政権が成長戦略の柱に位置付けていた。そこから撤退すれば経済再生に支障が出るとの懸念が念頭にあるようだ。

 発言の前段で首相は、「原発の安全性を最高水準に高める」と述べた。事故で傷ついた日本の技術力の信頼回復をアピールした上で、ビジネスを推し進めようという意図も透けて見える。

 しかし安全性の確保という点から見ても見切り発車と言わざるを得ない。そもそも第三者機関「事故調査・検証委員会」による検証作業を終えなければ、原発の安全対策は確立できないはずだ。

 推進とチェックの機能が経済産業省内に同居するいびつな仕組みはまだ続いている。原発輸出についても、環境省の外局として来春設置される原子力安全庁で安全審査をすべきではないか。

 首相は就任からまだ3週間だが、原発に関する発言内容はかなり変わってきた。

 就任会見では、「将来的な脱原子力依存が基本的な流れ」と明言。菅直人前首相の脱原発路線を受け継ぐ方向性をにじませた。

 ところが10日後の所信表明では「『脱原発』と『推進』という二項対立でとらえるのは不毛だ」と述べ、前首相と一線を画した。

 国連演説は軌道修正をさらに鮮明にさせたといえる。

 この間、何があったのか。国会で突っ込んだ議論はなく、重要な政策変更が国民に見えない所で進められている印象は拭えない。

 首相が協力関係を築こうとしている経済界の要望に配慮したのは間違いなかろう。原発輸出を推進する官僚の発言力も首相交代で再び強くなったのではないか。(後略)

中国新聞 2011年9月24日付社説より)


これでは「野ダメ」そのものだ。誰だ、「菅、枝野、岡田、仙谷が内閣を去った*2台風一過、秋風爽やか内閣デス」なんて言ってたのは。頭を丸めろ。

*1:ちなみに、リベラルな中国新聞とは対照的に、山陽新聞は相当に保守的な新聞だ。1996年に江田五月岡山県知事選に立候補した時には平沼赳夫(岡山3区)が推した元建設官僚(石井正弘)をかなり露骨に応援して、江田の落選、石井の当選に寄与したとのこと。

*2:鉢呂前経産相の辞任騒動以前の話。