kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「搾取する」を「圧力をかける」、「臨界」を「自発的核分裂」と言い換える権力側。「撤退」を「転進」と言い換えた大本営発表みたいなものだな

前のエントリ、TPPとスクイズ - kojitakenの日記 で、WSJが "put the squeeze on" は「押しつぶす」じゃない、「圧力をかける」だ、と強弁していることを批判した。繰り返すけれども、"squeeze" という英語から連想すべき漢字一文字は「搾」である。「一番搾り」の「搾」、「搾取」の「搾」だ。

原子力ムラ」も似たようなことをやっている。昨日、東電福島第一原発2号機における「臨界」を認めたばかりの東電が、今日になって「いや、あれは『臨界』じゃない、『自発的核分裂』だ」と言い出したのだ。

私が思い出すのは、小学生の頃に知った事実。それは、1942年(昭和17年)の大晦日に、ガダルカナルからの「撤退」を「転進」と言い換えた「大本営発表」である。