kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「橋下流」は小泉・小沢と酷似と朝日新聞は書くが...

朝日新聞4面の政界記事に、「橋下流」が小泉・小沢と酷似していると書かれている。内容は「強い指導力」を持ったリーダー云々というありふれたもので、対比されているのは例によって「野ダメ」こと野田佳彦谷垣禎一だ。

どうということもない記事だが、むしろ似ていると私が感じるのは小沢一郎野田佳彦である。この2人は、自らの態度をはっきりさせずに、結果的には強引にものごとを押し進める。小泉も強引だが、郵政民営化の例に象徴されるように態度を前面に打ち出す。

小沢・野田の手法の典型的な例が原発政策だ。野田は総理大臣になると日本では「脱原発依存」を継承すると言いながら、アメリカでは「世界最高水準の原発の安全性」とか「原発の輸出」などと口にした。小沢の場合はそれさえもなく、ただ現実に現れた結果を見ると、前内閣が浜岡原発を止めた時には不信任案が出たけれども、TPPで議論が出ている現在は同様の動きがいっこうに現れない。つまり、この「結果」から「小沢の本音は『原発再稼働』であり、『TPP推進』だろう」と推し量るしかないのである。

むしろ、「野田流」は小沢と酷似、と書いてもらった方が納得できた。あの自称「どじょう」こと「野ダメ」は、なかなかどうして悪質な独裁政治家である。