kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

元横綱隆の里・鳴門親方が死去

横綱隆の里・鳴門親方が今朝(7日)急死したとのこと。享年59。相撲取りはやはり短命だなと思った。

隆の里といえば、私が大嫌いだった千代の富士の天敵で、隆の里のファンでこそなかったが、千代の富士と対する時の隆の里はまことに頼もしかった。だが、横綱になったのが遅かったために横綱在位は短く、隆の里が衰えると千代の富士は無敵になった。千代の富士には昔から八百長疑惑がささやかれており、実際やっていたに違いないと私は思っているが、千代の富士が実力でも強かったことは確かだ。隆の里はガチンコで千代の富士に8連勝したけれども、『週刊ポスト』に「ガチンコ横綱」と認定された大乃国はそうはいかなかったからだ。大乃国千代の富士の連勝記録こそ止めたものの通算の対戦成績では分が悪く、それどころか下位の力士にも弱くて、千秋楽まで土俵に上がって負け越したこともあった。

ところで元隆の里の鳴門親方には力士への暴行が週刊誌で報じられたという。どこの週刊誌かと思ったら『週刊新潮』だった。この週刊誌の報道はあまり信用できないが、鳴門親方の件の真偽についてはわからない。というより、そんな騒ぎがあったこと自体、鳴門親方の訃報とともに知ったほどだ。最近は単に相撲中継を見ないばかりではなく、新聞のスポーツ面も相撲の欄は読まないので、誰が優勝したとか誰が昇進したなどの情報もほとんど頭に入っていない。