最近はブログのアクセス解析が面倒になってほとんどやっていないが、アクセス数の記録だけはつけている。
今年は当ダイアリーと『きまぐれな日々』は、ともに東日本大震災と東電原発事故のあった3月に最多のアクセス数を記録した。その直後、4月にFC2ブログのひどいトラブルがあって、ネット活動の重点をこちらの「はてなダイアリー」に移したところ、当ダイアリーの年間アクセス数は、ブログに表示させている「ユニークアクセス数」で154万件を記録し、非表示の「トータルアクセス数」では今日(12月29日)200万件を突破した。一方、『きまぐれな日々』はFC2トラブルのあとアクセス数が激減し、FC2カウンタ計数のトータルアクセス数で110万件、はてなカウンタの計数ではトータルアクセス数が103万件、ユニークアクセス数では82万件だった。FC2ブログの最盛期の2009年にはトータルアクセス数が年183万件を記録したが、当時の半分近くにまで減った。しかし、FC2が大きく減った分、当ダイアリーのアクセス数が大きく増えた形であり、両方のトータルアクセス数の合計は、はてなカウンタの計数で年300万件を超えた。これは自己最多記録だが、東日本大震災と東電原発事故がなければここまでのアクセス数は記録できなかったに違いないと思うと、喜ぶ気にはなれない。
原発に関していえば、当ブログは東電原発事故のずっと以前から原発反対のスタンスをとっており、原発事故の直後には2007年の中越地震の時に起きた東電柏崎刈羽原発のトラブルについて書いた記事が発掘されて一時的にアクセス数が増えたこともあった。概して「脱原発」の機運が高まっている時ほどアクセス数は多かった。
なぜこんなことを書くかというと、さる「小沢信者」が、「反原発の記事を書くようになってからブログへのアクセス数は徐々に減ってきた」と書いているのを見たからだ。あたかも「権力による妨害」を受けているかのような書きっぷりだが、アクセス数の減少は「反原発」とは全く関係ない。「小沢信者」のブログはどこもアクセス数が激減している。彼らの多くが「反原発」の立場に立っているにもかかわらずである。そりゃそうだ、彼らが信奉する小沢一郎自身が自公の菅内閣不信任案を煽って「脱原発」の機運に水を差したからである。東日本大震災が起きた直後に小沢が「雲隠れ」したこともあった。そんな小沢一郎がいくら「脱原発派」を装ったところで、小沢の正体が「隠れ原発推進派」であることくらい、いまや誰知らぬ人はいない。だから「小沢信者」のブログの人気が凋落したのである。
来年から再来年、2012年から2013年にかけて、小沢一郎が演じるであろう失態によって、「小沢信者」は絶滅危惧種となるだろう。今から予言しておく。